トヨタ「新型ランクル“FJ”」に注文殺到!? すでに「納期未定」で「受注停止」もそろそろか? 4.5mサイズの新たな「コンパクトモデル」は商談も急増… 発売直後の最新の状況は?
トヨタは新型「ランドクルーザーFJ」を発売しました。早速販売店に最新情報を聞いてみました。
すでに入手困難に?
2026年5月14日、トヨタから「ランドクルーザー(ランクル)」シリーズの新たな仲間となる新型「ランドクルーザーFJ(以下、ランクルFJ)」が正式に発表・発売されました。
ユーザーからの反響と納期について、首都圏のトヨタディーラーに問い合わせてみました。
2025年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2025」。数多くの話題をさらったトヨタグループのブースにおいて、常に多くの来場者に囲まれている展示車がありました。
それこそが、新型ランクルFJのプロトタイプです。
シリーズ中核となる「ランクル250」で原点回帰したことを機に「もっと多くのユーザーにランクルを楽しんで欲しい」という思いを込め、シリーズの重要ファクターである「信頼性・耐久性・悪路走破性」はそのままに、自分らしく楽しむ自由「Freedom&Joy」という新たな価値を提供するために作られたモデルです。
現在、ランクルシリーズは、フラッグシップの「300」、質実剛健な「70」、中核モデルの「250」という3つのラインナップが展開されています。いずれも大柄なボディを持ち、街乗りで使うには持て余す場面があることも事実です。
そこへ追加されたランクルFJは、「もっと気軽にランクルを楽しんでいただきたい」という狙いのもと、日常での扱いやすさとオフローダーとしての性能を両立させました。

ボディサイズは、全長4575mm×全幅1855mm×全高1960mm、ホイールベースは2580mmです。最小回転半径は5.5mを実現しており、街中での取り回しやすさはもちろん、狭いオフロードでの機動性も確保されています。
骨格には、最新の「GA-F」プラットフォームではなく、タイで生産されているピックアップトラックの「ハイラックス」などで実績のある「IMV」プラットフォームを採用しています。
ランドクルーザー伝統の強靭なラダーフレーム構造は不変で、最低地上高は240mmを確保しています。
悪路走破性についても、ランクルとしての基準を満たすべく設計され、地上高やアプローチアングルは250と同等、デパーチャーアングルについては250比でプラス15度を確保しました。
また、サスペンションにはフロントにダブルウィッシュボーン式、リアに4リンクリジット式を採用。
タイヤの浮きづらさを示すホイールアーティキュレーションは70に匹敵する水準となっており、デコボコの激しい路面でも安定した走行を可能にしています。
パワートレインには、最高出力120kW(163馬力)・最大トルク246Nmを発揮する2.7リッターガソリンエンジンと、6速ATを組み合わせます。
気になる燃費性能は、現代のクルマとしては控えめな、WLTCモードで8.7km/Lです。
オフロード走行を支援する機能も充実しています。
急な坂道を安定して下るためのダウンヒルアシストコントロール(DAC)や、登坂発進時の後退を抑えるヒルスタートアシストコントロール(HAC)、駆動力を適切に分配する電動リアデフロックといった電子制御システムが、ドライバーの安心感を支えます。
グレード展開は「VX」の1グレードのみとなり、車両本体価格は450万100円(消費税込み)です。生産はタイのバンポー工場で行われるため、日本では輸入車扱いです。
デビュー前から話題沸騰のランクルFJ。発売直後の状況について、5月中旬に首都圏にあるトヨタディーラーに問い合わせてみました。
「発売を待ち望んでいたお客様が多く、すでに多くの商談が入っております。海外から輸入されるモデルとなるため、ご希望のボディカラーによってはかなりの納期となるか、受注が受けられない可能性があります。
昨年のモビリティショーに展示されていたランクルFJのボディカラーは『スモーキーブルー』というのですが、こちらのボディカラーも納期にお時間を要します。
現時点ではご納期は未定、とお伝えしなければならない状況です」
他のトヨタディーラーにも問い合わせてみました。
「店舗ごとの割り当てが限られているため、これまでお付き合いのあるお客様に優先的に販売枠を回す形になってしまいます。一部店舗では抽選にしているとも聞きます。
販売店によって抱えている状況が大きく異なる可能性があるため、どうしても早めに手に入れたい……としたら、あちこちの、それこそ遠方のディーラーにも問い合わせてみてください」
予想どおり人気沸騰となったランクルFJ。
ちなみに、サブスクサービスのKINTOでは、5月14日から6月19日17時までの期間限定で、ランクルFJの注文を受け付けています。
ランクルFJの納期の目処は6〜8ヶ月程度となっているため、確実に入手できる選択肢として視野に入れておくのもありかもしれません。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。

























































































