オートメッセ in 愛知で見えたトーヨータイヤの狙いと「走りが楽しくなる」最新プロダクト

オートメッセ in 愛知に初出展したトーヨータイヤが、スポーツブランド「PROXES(プロクセス)」とオフロード系ブランド「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」の2ブランドで来場者の関心を集めました。東名阪でのブランド訴求を強化する背景から注目の新製品まで、担当者に話を伺いました。

OPEN COUNTRY R/Tの“ちょうどいい”答え、MTとATの間を狙うハイブリッド

 オープンカントリーシリーズでの注目株は「R/T」です。ホワイトレターの存在感と、ジムニーから大型のカスタム車まで幅広くカバーするサイズ展開で人気を集めており、位置づけは、マッドテレーン(MT)とオールテレーン(AT)の中間。見た目のワイルドさと、普段使いの快適性を両立した“いいとこ取り”のハイブリッドです。

 開発の肝はバランス取りだったそうで、ブロックパターンを際立たせすぎればMTユーザー以外には騒音への不安が出る。逆におとなしくしすぎれば、MT派から「迫力が足りない」と見られる。北米での立ち上げ時から両者の声を丁寧に拾い、パターンの作り込みで“落としどころ”を突き詰めたと言います。

OPEN COUNTRY シリーズ
OPEN COUNTRY シリーズ

 結果として、カスタムサイズのきめ細かな追加も相まって、迷いがちなユーザーに“選びやすい”一本として支持を獲得。オフロードに行かない街乗りユーザーの、ホワイトレターで足元を引き締めたいという需要にもしっかり応えていると言えるでしょう。

「まずは体感してほしい」両ブランドに込めたメッセージ

 最後に市野氏は、両ブランドへの期待をこう語ります。プロクセスシリーズは、モータースポーツ参戦で培った技術を背景に国内でも存在感を高めており、「一度履けば必ず違いが分かる」と強調。加速やステアリング応答、ウエットでの安心感など、運転の質そのものが変わる体験を味わってほしい、と呼び掛けます。

 オープンカントリーは、オフロードを本格的に走るユーザーから街乗りのスタイル派まで、幅広くラインナップを用意。ホワイトレターの演出で足元にアクセントを加え、普段の街乗りでも個性を表現できるのが魅力です。ライフスタイルに合わせて最適な一本を選び、走る場所も気分も広げてほしい──それがトーヨータイヤ市野氏からのメッセージでした。

OPEN COUNTRY R/Tを履いたデリカD:5
OPEN COUNTRY R/Tを履いたデリカD:5

 オートメッセ in 愛知の初出展は、東名阪を横断するブランド訴求のピースを埋める試みであり、同社が掲げる「嗜好品としてのタイヤ」を具体的に示す場でもありました。走りの楽しさをもう一度取り戻したい人、日常に少しの高揚感を加えたい人──次の交換の候補に、プロクセスとオープンカントリーを加える価値は十分にありそうです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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