新車172万円! マツダ「マツダ2」生産終了で問合せ“増加”! 「デミオ」から続く30年の歴史に幕で「駆け込み需要」も? 終売の「お手頃コンパクトカー」が販売店でも話題に
マツダのコンパクトカー「マツダ2」が生産終了します。最新情報について、販売店に聞いてみました。
さよなら、マツダ「マツダ2」。しかし、新車はまだ買える!
マツダのコンパクトカー「MAZDA2(以下、マツダ2)」が2026年8月で生産終了することが明らかになりました。
その後のユーザーの反響など、首都圏のマツダディーラーに問い合わせてみました。
マツダ「マツダ2」は、もともと「デミオ」というモデル名で1996年8月にデビューしたコンパクトカーです。
「新ジャンルのワゴン」としてデビューした初代デミオは人気を博し、月間1万台以上売れたこともあるヒット作となりました。
その後、2002年8月に2代目へとフルモデルチェンジ。
角張ったデザインが特徴的であった初代デミオに対して、2代目は丸みを帯びたスタイルへと大胆なイメージチェンジを行ったのです。
そして、当時資本関係にあったフォードと共同開発した新世代小型車用プラットフォームである、「マツダ・DYプラットフォーム」を採用しています。
2007年3月には3代目デミオがデビュー。より丸みを帯びたスタイルへと変化します。

そして2014年7月に現行型となる4代目デミオがデビュー。
マツダのデザインテーマである「魂動 -Soul of Motion」をコンパクトカーに落とし込むことに成功します。
デビューから5年後の2019年7月に、モデル名が「マツダ2」に変更。さらにこれまでも幾度かの改良や特別仕様車の設定などが行われ、マツダの主力モデルとして長らくラインナップしていました。
2025年11月には小改良を実施しており、従来通りモータスポーツベースモデル「15MB」や最上級のスポーティグレード「15SPORT+」、助手席回転シート車も継続設定しています。
マツダ2のボディサイズは、全長4080mm×全幅1695mm×全高1500mm、ホイールベース2570mmです。
車両本体価格は、172万400円からとなっています(消費税込み)。
そして2026年4月、各報道機関から同年8月をもってマツダ2の国内販売を終了するという報道がなされました。
5月の決算会見では、マツダ社長の毛籠勝弘氏はこれについて質問を受け、その場でマツダ2の販売終了を認めています。
奇しくも、初代デミオが1996年デビューしてちょうど30年という節目の年にあたりますが、近年は販売の台数はピーク時の1/4とのことです。
なお、国内での生産は終了するものの、タイとメキシコでは継続されます。
ディーラーに寄せられている反響について、4月下旬に首都圏にあるマツダディーラーに問い合わせてみました。
「マツダ2が生産終了と知り『まだ注文できるのか』といったお問い合わせが増えたことは確かです。いわゆる『駆け込み需要』です。
以前乗っていたけれど生産終了と知り、もう1度買おうと決めた、というお客様もいらっしゃいました。
デミオの時代も合わせると30年、社内でもデミオ/マツダ2が好きというスタッフもいますし、寂しいものがありますね……」
また、別のマツダディーラーにも聞いてみました。
「『まだ注文可能か』あるいは『マツダ2のファイナルモデルのような特別仕様車は出る予定がないのか』といったお問い合わせをいただいております。
現時点ではご注文可能です。ご納車までの期間はおおよそ3ヶ月程度です。
ファイナルモデルのような特別仕様車の話は届いておりません」
デミオから続く30年の歴史を締めくくるファイナルモデルが発売されても不思議ではありませんし、むしろ期待したいところです。
今回はいったん生産終了となりますが、今後の動向に注目です。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。





















































