「宇多田ヒカル」×「丸目レトロな旧車」公開! 人気歌手が運転する「激渋外車」どんなモデル?
シンガー・ソングライターの宇多田ヒカルさんがリリースした新曲「パッパパラダイス」のミュージックビデオで宇多田さんが運転するレトロな「タクシー」がいま注目を集めています。
銀座・数寄屋橋の夜景で舞う「ヒッキー」がカッコいい!
シンガー・ソングライターの宇多田ヒカルさんが2026年5月6日にリリースした新曲、「パッパパラダイス」のミュージックビデオが注目を集めています。
その内容は、タクシードライバーに扮した宇多田さんが柄本時生さん、田中泯さん、渋川清彦さん、浅野順子さん、KONOさんといったさまざまな乗客と過ごす様子を描いたもの。
このとき、宇多田さんが運転している「タクシー」が印象的なのです。
車両上部で光る「TAXI」の行灯はあるものの、真っ赤な塗装で彩られたボディは妙におしゃれ。
リアガラスにワイパーが映り、後部のトランク部も見えないことから、かつてのタクシーで定番の3BOX車(セダン)でもなさそうです。
この丸目ライトのレトロな2BOXカー(ハッチバック車)は、フォルクスワーゲン「ゴルフ」の2代目、通称“ゴルフII”で間違いないでしょう。
![[画像は2002年、米 ジョージ・ブッシュ大統領の歓迎レセプションに出席した宇多田ヒカルさん(右)/photo:時事]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/05/20260513_HIKARU_UTADA_JIJI_jpp001017752_000.jpg)
偉大なベストセラーモデルであった「ビートル」の後継モデルとして、1974年5月に発表された初代ゴルフ。名前の由来は、「メキシコ湾の流れ」を意味する「Der Golfstrom(デア・ゴルフシュトローム)」です。
名匠ジョルジェット・ジウジアーロが手がけたデザインは当時の国産車と一線を画し、その性能や質感も相まって日本国内のユーザーから羨望の眼差しを注がれました。
結果、初代ゴルフは世界で699万台の大ヒットとなり、ピーク時には1年間に87万台を売り上げています。
そんな初代ゴルフ登場から約9年後にフルモデルチェンジが行われ、1983年秋にデビューしたのが正常進化モデルであるゴルフIIです。
全長3710mm×全幅1610mm×全高1410mmというコンパクトなボディサイズであった初代ゴルフに比べ、居住性を向上させるべく、全長3985mm×全幅1665mm×全高1415mmと若干サイズアップしたゴルフII。
初代は800キロを切っていた車重もほぼ1トンになりました。とはいえ、現代の基準からするとまだまだコンパクトなボディといえるでしょう。
初代のコンセプトやスタイリングをほぼ踏襲しつつ、空力特性や静粛性は大幅に関してはブラッシュアップ。快適装備がメニュー化されるなど機能面でもドライバビリティを高くし、結果的に初代ゴルフに負けない大ヒットを記録しました。
現在、誕生の地であるドイツ国内では「製造から30年以上経過し、オリジナル状態が保たれた歴史的価値のあるクルマ」のみ取得が可能な「Hナンバー」制度によって、保護対象になっているゴルフII。
そんな名車が登場するミュージックビデオですが、錚々たる面々が乗客として現れたシーンは背景などから横浜・みなとみらい界隈だと推察できます。
また、路上で宇多田さんが長いスカートをひらひらさせながら舞うシーンは、2025年4月5日に廃止された東京高速道路(通称:KK線)を貸切って撮影されています。
ついこの間まで使用されていた高速道路にゴルフIIを停め、背景には銀座・数寄屋橋の華やかな夜景が広がるなか踊るという、非日常な光景が印象的でした。
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このミュージックビデオで監督を務めたのは、「何色でもない花」「Gold ~また逢う日まで~」「Mine or Yours」など、過去の宇多田さんのミュージックビデオも手掛けてきた映像作家・山田智和さんです。
山田さん、もしくは制作陣のなかにゴルフIIが好きなスタッフがいたのかもしれません。
車内でさまざまな乗客と時間を過ごす宇多田さんを捉えたミュージックビデオは、最後まで見逃せない映像になっています。









































































