スバルの「快速ハッチバック」が凄い! 「水平対向ターボ×6速MT」に“驚くほど曲がる”AWD採用!? “謎のコンセプトカー”がさらに進化!「ハイパフォーマンスX」の正体とは!
「ジャパンモビリティショー2025」で注目を集めたコンセプトカーが、レース仕様の「ハイパフォーマンスX バージョンII」として登場しました。どのような特徴があるのでしょうか。
スバルの「快速ハッチバック」が凄い!
2025年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2025」(JMS2025)でスバルは「Performance-B STI concept(以下、パフォーマンスB STIコンセプト)」というコンセプトモデルを出展しました。
このコンセプトカーはICE(内燃機関)をベースとしており、完成度の高さでも注目を集めたモデルで、市販化を期待する声も多く挙がっている一台です。
どのような特徴があるのでしょうか。
パフォーマンスB STIコンセプトは、「スバルのパフォーマンスシーンを象徴するICE(内燃機関)をベースとしたコンセプトモデル」です。
ベースとなっているのはスバルのコンパクトSUV「クロストレック」ですが、フロントは「WRX S4」や「レヴォーグ」に通じるデザインを採用。コンセプトモデルですが、ボンネットのエアインテークなど「WRX STI」に似たポイントが多く、「市販車ベースのカスタムモデル」のような雰囲気です。
パワートレインの詳細は発表されていませんが、エンジンは水平対向4気筒ターボ、トランスミッションは6速MTを搭載すると予想されたほか、また、スバルの特徴である「シンメトリカルAWD」も採用。柔軟かつ力強い走りを提案するモデルとなっていました。

そして、この謎に包まれていたコンセプトモデルの“正体”であり、その設計思想をさらに突き詰めた実戦車両「SUBARU HIGH PERFORMANCE X Version II(以下、ハイパフォーマンスX バージョンII)」が、2026年3月のスーパー耐久開幕戦で初公開されました。
単なる展示モデルで終わらせず、過酷なレース環境で「もっと気軽に愉しめるクルマ」の実現を目指し、スバルの最新技術を惜しみなく投入しています。
パフォーマンスB STIコンセプトが持っていたハッチバックスタイルを継承しつつ、中身は別物に進化。車体骨格から見直しを行い、ハンドル操作がダイレクトにタイヤへ伝わるよう徹底的に補強されました。
さらに、スバルの航空宇宙部門が手がけた再生カーボン製リアウイングを装備するなど、まさに「空を飛ぶ技術」で路面に吸い付く走りを実現しています。
中身が不明だったパワートレインは、2.4リッター水平対向ターボエンジン(364馬力)を搭載。さらに、トランスミッションにはファンの期待通り「6速MT」を組み合わせました。
そして、単に載せるだけでなく、AWDの前後トルク配分を「34:66」というリア偏重の設定に変更し、新開発の電子制御LSDを装備。これにより、「マニュアルで操る愉しさ」と「異次元の曲がりやすさ」を両立させています。
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JMS2025でファンが抱いた「このクルマを発売してほしい!」という要望に応えるため、スバルはレースの現場でテストを重ねています。
走りだけでなく、環境にも優しい次世代のスポーツカーが市販化されることが期待されます。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。






































