約583万円! マツダの「コンパクト“四駆セダン”」に注目! 250馬力のパワフルターボ×豪華装備がかなりイイ! 最高級の「マツダ3 セダン」米国仕様の魅力とは!
マツダのコンパクトセダンとして人気の「マツダ3」ですが、米国では250馬力を発生する強力なターボモデルが存在します。日本仕様にはないターボモデルとはどのような仕様なのでしょうか。
マツダの「コンパクト“四駆セダン”」に注目!
マツダのラインナップにおいて、SUVが高い人気を博すなか、独自の存在感を放っているのがハッチバックとセダンの「MAZDA 3(マツダ3)」です。
その人気は数字にも表れています。日本自動車販売協会連合会が発表した2025年度(2025年4月~2026年3月)の登録台数は1万1488台に達し、マツダ車(登録車)の中ではSUV勢に次ぐ第3位の売れ筋モデルとしての地位を確立しています。
日本では、その流麗なスタイルからハッチバックの「マツダ3 ファストバック」が支持を集める一方で、コンパクトセダンとしての美しさを追求した「マツダ3 セダン」は落ち着いた大人の選択肢として根強いファンに愛されています。
現在の日本仕様のマツダ3 セダンは、街乗りから高速巡航までバランスの良い2リッターガソリン+マイルドハイブリッドと、経済性に優れた1.8リッタークリーンディーゼルが主力。どちらも上質で意のままに操れる走りが魅力ですが、かつてのスポーツセダンのような「圧倒的なパワー」を重視したグレードは用意されていません。
一方で、北米市場に目を向けると、日本にはない高性能ユニットを搭載したターボ車が存在。2.5リッターターボと「i-Activ AWD」を組み合わせた「2.5 ターボ プレミアム プラス」というグレードがセダンとハッチバックの両方にフラッグシップモデルとしてラインナップされています。
このターボ車をうらやむ日本のマツダファンも多く、ネット上では「日本導入」を望む声がしばしば聞かれますが、どのようなモデルなのでしょうか。

このモデルに搭載される2.5リッターターボエンジンには、マツダ独自の「ダイナミック・プレッシャー・ターボ」という機構が採用されています。これは、運転状況に応じて排気の流速を制御することで、ターボラグを最小限に抑え、低回転域からリニアで力強い加速を引き出す技術です。
日本では「CX-5」などのSUVに採用例がある高性能ユニットですが、これをマツダ3のようなコンパクトなボディに搭載している点が、北米仕様の大きな特徴といえます。
最高出力250hp、最大トルク434Nmという圧倒的なパワーを、電子制御の「i-Activ AWD」が余すことなく路面に伝え、あらゆるシーンでスムーズかつ安定した走りを実現しています。
そして、2.5 ターボ プレミアム プラスはフラッグシップらしく、装備もまさに「全部入り」の豪華さです。
外観はグロスブラックのリアスポイラーやフロントエアダム、専用の18インチホイールで精悍に引き締められ、室内には上質なレザーシートやBoseプレミアムサウンドシステムを完備。
さらにタッチパネル対応の10.25インチ大型ディスプレイや、ステアリングアシストを伴う最新の運転支援機能も備えるなど、スポーツ性とプレミアムな快適性を高い次元で両立させています。
セダン需要がいまでも根強い北米において、ターボ搭載のパワフルなマツダ3セダンはどのような立ち位置なのでしょうか。
ニューヨーク在住の日本人女性T氏に話を聞いたところ、現地でのマツダは「一般的な大衆車ブランドよりも、プレミアムに近い洗練されたブランド」として認知されているとのこと。
「マツダ3は、その美しいデザインと走りの質の高さが、価格以上の価値があると高く評価されています。また、北米のユーザーはハイウェイでの合流や追い越しなど、走行性能の余裕を重視する傾向があるため、パワフルなターボエンジンは非常に魅力的な選択肢になっているようです」と話します。
米国でのマツダ3セダンの価格は2万4550ドル(約389万円/2026年4月下旬時点のレート)から。最上級の2.5 ターボ プレミアム プラス(セダン)は3万6740ドル(約583万円)となっており、プレミアムな装備と動力性能を考えれば、戦略的なプライスといえます。
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これまで「走る楽しさ」を追求してきたマツダ。SUVでもその哲学は貫かれていますが、やはり重心の低いセダンでパワフルなターボエンジンを味わいたいというスポーツセダン好きの願いは、いつの時代も変わりません。
現代の技術で磨き上げられた「ターボ×4WD」のマツダ3セダンが、もし日本にも導入されれば、新たなフラッグシップとして大きな注目を集めるに違いありません。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。















































