“昭和・平成”の定番だった「サンルーフ」なぜ減った? かつての「憧れ装備」が“絶滅危惧種”に? 新車オプションから「サンルーフ」が消えていく“納得の理由”とは

かつてクルマ好きにとっての憧れの装備だった「サンルーフ」。なぜ新型車のオプションから姿を消しつつあるのでしょうか。

その一方で「屋根から光を取り入れる」コンセプトが消滅していない?

 三つ目に、「喫煙者の減少」もサンルーフの需要低下に拍車をかけています。

 かつては、車内でタバコを吸う際の換気扇代わりとして、サンルーフを少しだけ持ち上げる「チルトアップ」機能が重宝されていました。

 しかし、愛煙家が減少し、禁煙のクルマが当たり前となった今、その換気機能としての役割も薄れてしまいました。

 くわえて、サンルーフのユニットをルーフ裏に収納する関係上、どうしても車内の天井高(ヘッドクリアランス)が数センチ低くなってしまい、室内の圧迫感につながる点も敬遠される理由のひとつです。

レクサス新型「RZ450e」(北米仕様)のパノラマルーフ
レクサス新型「RZ450e」(北米仕様)のパノラマルーフ

 こうした背景についても、ドライバーからはさまざまな反響が寄せられています。

「昔はサンルーフが付いていると下取り価格が高くなるから、という理由だけでディーラーに勧められて付けていた」と当時を懐かしむ声がある一方で、「長年乗っていると雨漏りやモーターの故障リスクがあって修理代が怖い…」と実用面でのマイナスを指摘する意見も少なくありません。

 ただし、「屋根から光を取り入れる」というコンセプト自体が完全に消滅したわけではありません。

 最近では、開閉機構を持たない固定式の「パノラマルーフ(ガラスルーフ)」を採用する車種が増えています。

 開閉ユニットを持たないため重量増を抑えられ、天井のスペースも犠牲になりません。

 さらに、最新の調光ガラスや高性能な遮熱ガラスを採用することで、日光による暑さや紫外線の問題もクリアしています。

※ ※ ※

「風を感じる」ための開閉式サンルーフから、「明るく開放的な空間を演出する」ためのパノラマルーフへ。

 サンルーフの減少は、クルマに求められる価値観が「憧れ」から「快適性と実用性」へとシフトした結果と言えるのかもしれません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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