1リッターで“29.4km”走るトヨタ「ちいさな“セダン”」登場! 迫力の「大口顔」&1.2リッター「直4」搭載! カローラより小さい「ヤリス ATIV」泰国モデルとは

「第47回バンコク インターナショナル モーターショー2026」にトヨタ「ヤリス ATIV」の実車が展示されました。日本では見られないコンパクトセダン、はたしてどのようなモデルなのでしょうか。

スポーティなコンパクトセダン!

 2026年3月25日から4月5日にかけてタイ・バンコクで開催された「第47回バンコク インターナショナル モーターショー2026」。

 トヨタブースには多彩なモデルが並ぶなか、コンパクトセダン「ヤリス ATIV」の実車が展示されました。

 ヤリス ATIVは、2017年8月にタイで初代が誕生したコンパクトセダンです。タイのエコカープログラム「エコカー」対応車として開発され、日本で販売されているヤリスとは異なるダイハツ開発のDNGAプラットフォームを採用する別モデル。

 「ヴィオス(Vios)」の名称でフィリピン、マレーシアなど東南アジア各国でも販売される、同地域を代表するBセグメントセダンです。タイではデビュー以来、累計28万台以上を販売するベストセラーとなっています。

 現行型は2022年8月に世界初公開されました。デザインコンセプトに「ファストバックスタイル」を採用し、スポーティに傾斜したルーフがクーペ的な流麗なシルエットを生み出しています。

 大開口のフロントグリルと鋭いLEDヘッドライトが力強い印象を与え、端正で伸びやかなセダンフォルムが光ります。

 インテリアは上位グレードを中心に10.1インチタッチスクリーン(ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto対応)、64色アンビエントライト、電動パーキングブレーキを装備するなど、クラスを超えた充実ぶりです。

 ボディは4ドアセダンのみで、全長4425mm×全幅1740mm×全高1480mm、ホイールベース2620mm。日本のカローラセダン(全長4495mm)よりひと回りコンパクトなサイズです。

 パワートレインはガソリンモデルとハイブリッドモデルの2系統を設定。ガソリンモデルは1.2リッター直4(最高出力94PS・最大トルク110N・m)にCVTを組み合わせます。

 2025年8月に追加された「HEV」は1.5リッター直4+電動モーターのシステム合計出力111PSで、クラストップとなる燃費29.4km/Lを達成。いずれも前輪駆動です。

迫力の「大口顔」!
迫力の「大口顔」!

 安全装備はプリクラッシュシステム、レーンディパーチャーアラート、レーダークルーズコントロールなどのトヨタ セーフティ センス(TSS)をグレードに応じて幅広く設定。

 上位グレードではブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラート、パノラマビューモニターも装備します。

 タイ現地価格はガソリン車が56万9000バーツ(1バーツ約4.9円換算で約279万円)から、HEVが72万9000バーツ(同約357万円)からです。

 なお、HEVには専用チューニングや専用エアロを備えた「HEV GRスポーツ」も設定され、価格は76万9000バーツ(1バーツ約4.9円換算で約377万円)からです。

※ ※ ※

 日本では姿を消して久しいコンパクトセダンが、東南アジアでは今も進化を続けています。ハイブリッド化でさらに磨きをかけたヤリス ATIVは、アジア市場で高い存在感を示す1台です。

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