トヨタ「“シエンタ”より“少しだけ長い両側スライドドア”バン」に注目! 広々荷室で実用性バツグン! スペインに導入されている「プロエースシティバン」はどんなクルマ?
トヨタがスペインで展開する商用車「プロエースシティバン」最新モデルについて解説します。
2種類のサイズが用意されたスタイリッシュな商用車
海外市場には、国内には導入されていないものの、魅力的な装備や外観を持つ日本メーカーによる車両が多数存在しています。
ここではトヨタのスペイン法人が展開する商用車ブランド「トヨタ・プロフェッショナル」がラインナップする「プロエースシティバン」について紹介します。
このプロエースシティバンの最新モデルは、2025年11月6日に発表された車両で装備や安全性能が強化され、都市部でのビジネスを支えるクルマとして一層の進化を遂げています。
プロエースシティバンは、2019年の登場以来、都市部での取り回しの良さと優れた積載能力のバランスが評価され、多くの中小企業や個人事業主から支持されてきました。
ボディは2種類が設定されており、ショートホイールベースのL1は全長4403mmとコンパクトミニバン「シエンタ」(4260mm)よりも143mm長く、より長いL2は全長4753mmとミニバン「ノア/ヴォクシー」(4695mm)よりも58mm長いサイズ感で、狭い路地や駐車場でも扱いやすいのが特徴です。
商用車としての実用性も十分に確保されており、荷室容量はL1で最大2126L、L2では最大2693Lに達します。さらに、助手席を倒すことで荷室とつなげられるスマートカーゴシステムを活用すれば、長尺物の積載にも対応でき、使い方の幅が広がります。両側スライドドアの採用により、狭い場所での荷物の積み下ろしがスムーズに行える点も、日々の作業効率向上に貢献します。

安全性能も向上しており、プロエースシティバンのVXグレードではリアビューカメラが標準装備となり、後退時の安心感が高まりました。また、上位モデルのプロエースバンには、長時間の運転時にドライバーの注意力低下をサポートする疲労検知システムが採用されています。
パワートレインはディーゼルエンジンに加え、電気自動車仕様の「プロエースシティ・エレクトリック」が引き続き用意されます。静粛性に優れ、排出ガスがゼロという特性は、環境規制が厳しい都市部で大きな強みとなります。また、メンテナンスコストを抑えやすい点も、長期的な運用を考える事業者にとって魅力的です。
外観デザインも、トヨタの最新フロントフェイスを備えた2ボックススタイルで、従来の無骨な商用車とは一線を画す洗練されたものとなっています。
2026年モデルの大きなトピックは、新グレード「GX Plus」の追加です。このグレードは、基本的な実用性を重視しつつも快適装備を充実させたいというニーズに応えるもので、既存のGXと上級のVXの中間に位置づけられます。
10インチのタッチスクリーン式インフォテインメントシステムが搭載され、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応したことで、スマートフォンとの連携がより直感的になりました。スペイン市場におけるGX Plusの価格は1万8590ユーロ(日本円で約348万円か/2026年4月中旬のレート)からと発表されています。
2025年11月のモデルチェンジは、「必要なものを、必要なだけ」という考え方のもと、業務内容や予算に応じて無理なく選べるラインナップを実現しました。プロエースシティバンは、これからの都市型ビジネスを支えるパートナーとして、着実にその存在感を高めていきそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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