マツダ「“新”高級SUV」は何が変わった? 全長4.7mの「程よいサイズ」&豪華「広びろ内装」採用! パワフルな「直6」エンジン搭載の新たな「CX-60」の実力とは

マツダのラージ商品群に属するクロスオーバーSUV「CX-60」が2026年3月に一部改良を実施。内外装の質感向上や装備の充実、グレード体系の見直しなどが図られました。今回は、進化を遂げたCX-60に試乗し、その実力を確かめました。

乗り味はどう変わる? もうひとつの魅力に迫る

 続いて試乗したのは、4WDモデルの「XD-HYBRID Drive Edition Burgundy Leather Package」です。3.3リッター直列6気筒ディーゼルターボにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドで、リチウムイオンバッテリーを搭載しています。

新「CX-60」の低速域での乗り心地はどう変わった?(Photo:Toshiki Kobayashi)
新「CX-60」の低速域での乗り心地はどう変わった?(Photo:Toshiki Kobayashi)

 こちらはシフトパネルやドアトリムの加飾がマットブラックヘアラインとシルバーベゼルに変更されており、より上質な雰囲気が感じられます。走り出しではモーターのアシストが効き、アクセルレスポンスは非常にリニア。ディーゼル単体で感じたワイルドさとは異なり、滑らかに加速していく印象です。

 アイドリングストップからの再始動も素早く、ストップ&ゴーが多い市街地でも快適性の高さを実感できます。ステアリングフィールはより引き締まった印象で、高速域でも四輪の接地感がしっかりと感じられ、安定性の高さが際立っていました。

 今回の改良ではフロントドアガラスが遮音ガラスに変更され、風切り音の遮音性能が向上しています。乗り比べないと差はわかりにくいものの、もともとの静粛性が高く、不満を感じることはありませんでした。

「Sport」モードではレスポンスとサウンドが高まりつつも、XDほど劇的な変化ではなく、重量級のスポーツモデルのような落ち着いた走りに変化します。さらに「Off-Road」モードでは発進が穏やかになり、ラフロードでも扱いやすい制御となっていました。

 登場当初はそのキャラクターがやや掴みにくかったCX-60ですが、今回の改良によって方向性がより明確になった印象です。大きなボディにふさわしいプレミアム感と、マツダが大切にしてきた人馬一体の走りを高い次元で両立。ドライバーだけでなく同乗者にもその価値がしっかりと伝わる、完成度の高いプレミアムSUVへと進化していました。

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マツダ CX-60
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