冬に使った「スタッドレスタイヤ」の保管「縦置き・横置き」どっちが正解? 間違えると寿命が縮む!? 外したタイヤの“NGな保管方法”とは!
そろそろ「スタッドレスタイヤ」から「ノーマルタイヤ」に履き替える時期です。外したタイヤを次のシーズンまで保管するには、どのような方法が良いのでしょうか。また「縦置き」と「横置き」はどちらが好ましいのでしょうか。
「縦置き・横置き」どっちが正解?
4月を迎え、日中には汗ばむほどの初夏のような陽気を感じる日が増えてきました。
こうした季節の節目は、積雪や凍結に備えて使用していた「スタッドレスタイヤ」から「ノーマルタイヤ」へと履き替えを行う時期でもあります。
冬の到来時も同様ですが、タイヤ交換を行った際に重要となるのが、取り外したタイヤの保管方法です。
タイヤはゴム製品という特性上、保管の仕方がその寿命に直結するため、適切な管理が求められます。
一体どうしたら、タイヤの寿命を縮めることなく保管できるのでしょうか。

タイヤを保管するにあたって、まず注意すべきなのは「置き方」です。これはホイールを付けたまま保管するか、タイヤ単体で保管するかによって適切な向きが異なります。
ホイールを外した状態であれば、タイヤを垂直に立てる「縦置き」が推奨されます。タイヤ単体で横に積み上げると、下段のタイヤの側面に過度な荷重がかかり、形状が歪んでしまうリスクがあるためです。
一方で、ホイールを装着したまま保管する場合は「横置き」が適しています。ホイールの重量がある状態で縦に置くと、接地面の一部に負荷が集中し、タイヤの変形を招く恐れがあります。横に積み上げることで、ホイールを介して荷重が分散され、タイヤへの負担を軽減することが可能になります。
次に、保管場所の環境についても考慮しなければなりません。タイヤは直射日光や高温、水分に弱いため、それらが劣化を早める原因となります。
理想的なのは屋内での保管ですが、その際はタイヤカバーを装着し、通気性の良い場所を選びます。また、床への色移りを防ぐためにスノコなどを敷くのが有効です。
屋外に保管せざるを得ない場合は、紫外線や雨、熱を遮断するために必ず専用のタイヤカバーを使用し、屋内保管と同様、地面に直接置くのではなくスノコなどを活用して床面から離すことで、水たまりによる湿気の影響を避けることができます。
また、保管前のメンテナンスも欠かせません。タイヤに付着した泥やブレーキダストなどの汚れは、ホイールの錆やゴムの変質を招くため、水洗いできれいに落とし、完全に乾燥させます。
この際、タイヤワックスの使用には注意が必要です。ワックスに含まれる成分がゴムの劣化を促進し、ひび割れを引き起こす可能性があるため、基本的には水洗いのみで十分です。
加えて、空気圧を通常より少し下げておくことで、内部からの圧力を抑え、ひび割れや変形の予防につながります。
もし自宅に十分なスペースを確保できない場合は、カー用品店などが提供する「タイヤ預かりサービス」の利用を検討するのもひとつの方法です。専用の環境で保管されるため劣化や盗難の心配がなく、履き替え時の搬入出の手間も省けます。
ただし、タイヤ交換の繁忙期である3月から4月、および11月から12月にかけては予約が集中しやすいため、早めに確認を行うことが推奨されます。
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適切な手順でタイヤを管理することは、安全な走行を支えるだけでなく、経済的な負担を抑えることにもつながります。
次のシーズンに万全の状態で使用できるよう、丁寧な保管を心がけたいものです。
Writer: くるまのニュース編集部
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