トヨタ「“新型”3列SUV」発売! 「ランクル級サイズ」でめちゃ広い室内&「豪華装備」てんこ盛りも“ちょっとだけ不便”なポイントも? 米国製の「ハイランダー」どんなモデル?
トヨタが国内で販売を開始する米国製のSUV「ハイランダー」とは、どのようなクルマなのでしょうか。
不便さもあるが豪華装備と広々室内が魅力
トヨタは2025年末、アメリカ生産の3車種について、日本への導入を検討していると発表しました。
そして2026年4月2日、「タンドラ」と「ハイランダー」の2車種の導入が正式に発表され、東京都内のトヨタ販売店「トヨタモビリティ東京」を皮切りに販売を開始することがアナウンスされました。全国での販売は今夏以降を予定しているとのことです。
このうち、今回は日本に導入された3列シートクロスオーバーSUVのハイランダーがどのような仕様となっているのかを紹介します。
ハイランダーという車名は、2000年に日本で登場したミドルサイズSUV「クルーガー」の輸出名として使用されたのが始まりです。
2007年に日本でクルーガーが終売した後も、海外では2代目にフルモデルチェンジした車両が販売され、今回日本へ導入されるのは4世代目のモデルとなります。
今回のハイランダーは、TMMI(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インディアナ)のインディアナ工場で生産されるものですが、ここでは日本と同じく右ハンドル圏のニュージーランド仕様の車両も生産されているため、今回はニュージーランド向けのモデルが日本へ輸入される形となりました。

導入されるのは、ニュージーランドで最上級グレードとなる「Limited ZR Hybrid」で、パワートレインは2.5リッターガソリンエンジン+前後2モーターの4WD「E-Four」仕様。
シートレイアウトは2+3+2の7人乗りで、最上級グレードということでパノラマルーフ、JBLプレミアムサウンドシステム、カラーヘッドアップディスプレイ等の快適装備が標準装備となっているのも魅力です。
ボディサイズは全長4950mm×全幅1930mm×全高1730mm。全長や全幅はトヨタ「ランドクルーザー250/300」にほど近いもの(全高はハイランダーが低め)となっているので、ボディサイズが大きすぎて持て余すということもなさそうです。
そんなハイランダーですが、米国製乗用車の認定制度を用いて少数を輸入し、販売するという特殊な車両であるため、日本向けに仕様変更している点としていない点があるということに注意が必要です。
まず、日本向けに変更されているのは、発炎筒の搭載や、技術適合マーク取得済のスマートキーへの変更、ランプスイッチの変更となっています。
一方、マルチインフォメーションディスプレイやナビデータはニュージーランド仕様のままとなっているので、車載ナビの操作やヘッドアップディスプレイのナビ連携機能は使用できません。
先進運転支援システム「トヨタセーフティセンス」のロードサインアシスト(標識を認識し、メーター内に表示する機能)も、地図データと標識の形状が異なるため、正しく動作しません。
さらに表示言語がすべて英語となり、ラジオの周波数帯(AM、FM)も異なるなど、不便な点もありますが、Apple Car Play・Android Autoは日本語表記でナビ機能も使えるので、それに慣れているユーザーであればそこまで問題ではないのかもしれません。
また塗装の品質も海外市場向けの仕上がりとなっているため、日本向けのモデルに比べると多少の差異がある可能性があるともアナウンスされています。
なお、ハイランダーの日本での価格(消費税込)は860万円で、現地価格は8万9990ニュージーランドドル。2026年4月上旬の現在のレートで約820万円ですから、日本向けへの一部の改良と輸送費を考えれば、妥当な金額とも言えるでしょう。











































