トヨタが「自衛隊車」生産してた!? 10人乗れる高機動車&11/2トラックに注目! ランクル250も手掛けるトヨタ自動車羽村が稼働開始!
2026年4月1日、トヨタ自動車羽村株式会社が日野自動車羽村工場を承継し稼働を開始しました。トヨタの完全子会社として、ランクル250や小型トラックを生産します。さらに同工場は、自衛隊向けの高機動車や11/2tトラックの製造も担います。本記事では、同社の概要と生産する自衛隊車両について解説します。
トヨタ自動車羽村が稼働開始! 自衛隊向け高機動車やランクル250を生産
2026年4月1日、日野自動車羽村工場を承継した「トヨタ自動車羽村株式会社」が新たに稼働を開始しました。
トヨタの完全子会社として誕生した同社は、ランドクルーザー250などのSUVや小型トラックに加え、自衛隊向けの高機動車や11/2tトラックの製造も担う生産拠点です。
本記事では、東京都羽村市に位置する新会社の概要とともに、生産される自衛隊向け車両を中心に同社のモノづくりについて解説します。
トヨタ自動車羽村はこれまで日野自動車の羽村工場として培われてきたフレーム構造車両の製造技術を引き継ぎ、東京都羽村市緑ヶ丘に拠点を置き、新たな体制でスタートを切ります。
代表取締役は青木是篤氏が務め、資本金は85億円、従業員数は派遣社員を含めて5060名体制です。
企業理念には、モノづくりの未来を拓き、モビリティで社会と地域に幸せを創造することが掲げられています。
60年以上の歴史で培われたフレーム構造車両の知見を活かし、22世紀につながる高度なモノづくり集団を目指す方針です。
同工場では、SUVの「ランドクルーザー250」や、小型トラックのトヨタ「ダイナ」、日野「デュトロ」および「デュトロ ZEV」といった車両を生産しています。これらに加え、自衛隊向け車両の製造も行っています。
製造される自衛隊向け車両のひとつ「高機動車」は、「コーキ」の愛称を持ちます。
乗員10名、重量2.7tで、全長4.9m、全幅2.2m、全高2.4mの車体サイズです。
一般道路での高速走行性能に加え、高い最低地上高やタイヤ空気圧調整装置により路外機動性能を有しています。
さらにランフラットタイヤを採用し、被弾時の走行性能も確保されています。
また、「11/2tトラック」は「1トンハン(チュウガタ)」と呼ばれ、乗員3名、重量3.1tとなり、全長5.5m、全幅2.2m、全高2.6mの仕様です。

またトヨタ自動車羽村は、完成車の組み立てにとどまらず、各種ユニットや部品の製造も展開しています。
大型トラック用プレス部品や小型トラック用ドアなどのボデー廻り部品をはじめ、ナックル、シャフト、Rアクスルといったシャシ廻り部品を生産しています。
さらにはトラックデッキなどの荷台架装や樹脂部品も手がけています。
人と現場を原点に、フレーム車のフロントランナーとして地域とともに歩む同社が、今後どのように社会へ貢献していくかが注目されます。
Writer: くるまのニュース編集部
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