やめて~! 大型連休に急増する「サンデードライバー」の困った運転とは? 「それ事故るよ…」 無自覚でやってない? 周囲がイラつく危険行動と“今すぐ見直すべき運転”って?
大型連休になると、普段あまり運転しない人がハンドルを握る機会が増えます。こうした中で無自覚の危険運転が目立ち、周囲のドライバーをヒヤッとさせる場面も少なくありません。思わず「それ事故るよ」と感じてしまう行動とは何か、そして今すぐ見直すべき運転の基本について紹介します。
大型連休に増える危険運転
大型連休になると、普段はあまり運転しない人がクルマに乗る機会が増え、道路の雰囲気がいつもと少し変わります。
久しぶりの運転に緊張しながらハンドルを握る人も多い一方で、その不慣れさが思わぬ危険や周囲のストレスにつながってしまうこともあります。
周りのドライバーから思わず「やめてほしい」「それ事故につながるのでは」と感じられてしまう運転には、いくつか共通した特徴があります。
まず目立つのが、追い越し車線を走り続けてしまうケースです。高速道路では「空いているから」という理由で右側を選び、そのまま走り続けてしまう人が少なくありません。
また一般道でも、「右折する予定があるから」と早めに右車線に入るものの、そのまま長く居座ってしまうことがあります。
しかし本来、右側の車線は追い越しや右折のために使うものであり、継続して走行する場所ではありません。
このような走り方は交通の流れを妨げるだけでなく、状況によっては車両通行帯違反と判断される可能性があります。
違反点数は1点、反則金は大型車で7000円、普通車や二輪車で6000円とされており、軽い気持ちでの行動が思わぬペナルティにつながることもあります。

また、「危ない」と周囲が感じやすいのが、ふらつきのある運転です。進路が安定せず左右に寄ったり、急に減速したりするような挙動は、周囲に強い不安を与えます。
その原因のひとつが、ナビやスマートフォンを見ながらの走行です。目的地が分からず画面を何度も確認してしまうと、前方への注意がおろそかになり、結果として危険な動きにつながります。出発前にルートを把握しておくだけでも、こうした不安定さは大きく減らせます。
さらに、無自覚のうちにやってしまいがちなのが車間距離の詰めすぎです。前のクルマとの距離が近すぎると、急ブレーキに対応できず追突事故のリスクが高まります。
警視庁が2022年の6月に公表した資料によると、安全な車間距離は時速50kmで25m、時速60kmで28m、時速80kmで43mとされています。
時間に換算するとおよそ2秒程度の間隔が目安で、この距離を保つことで重大事故の可能性を大きく下げることができます。
特に高速道路では速度が上がるため、「少し空けすぎかな」と感じるくらいでちょうどよいといえるでしょう。
一般道では、ナビに従うまま狭い道に入り込み、身動きが取れなくなるケースも見受けられます。
対向車とのすれ違いに手間取り、結果として後続車を長時間止めてしまうこともあります。
こうした状況は周囲のイライラを招くだけでなく、自分自身も焦りからミスをしやすくなります。
運転に自信がない場合は、多少遠回りでも広くて走りやすい道を選ぶことが、安全につながります。
そして意外と見落とされがちなのが、クルマ自体のコンディションです。普段あまり乗らない車両は、知らないうちにバッテリーが弱っていたり、タイヤの空気圧が低下していたりすることがあります。
そのまま走行すると、エンジンストールやパンクといったトラブルが発生し、周囲に迷惑をかけるだけでなく事故の原因にもなりかねません。
出発前には基本的な点検を行い、不安があればディーラーやガソリンスタンドで確認してもらうことが大切です。
運転に不慣れな人ほど、「自分は大丈夫」と思い込まず、慎重すぎるくらいの意識を持つことが重要です。
特に雨天や夕暮れ時は視界が悪くなるため、速度を控えめにし、周囲の状況をしっかり確認しながら走行する必要があります。
カーブや下り坂の手前で減速するなど、基本的な動作を丁寧に行うことで、大きな事故を未然に防ぐことができます。
※ ※ ※
大型連休は楽しい時間を過ごすためのものですが、ほんの少しの油断がトラブルにつながることもあります。
「やめてほしい」と思われる運転の多くは、ほんの少しの意識で改善できるものばかりです。
無自覚の行動を見直し、周囲に配慮した運転を心がけることが、安全で快適なドライブへの第一歩といえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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