約270万円! マツダ最小の「“上質”コンパクトSUV」に注目! 全長4.3m級「ヤリスクロス」サイズに多彩なパワトレ搭載! 精悍「白&ブラウン内装」もイイ完熟モデル「CX-3」まだ買える!?
マツダのコンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」は、2026年2月末をもって日本向けの車両が生産終了となりました。どのようなクルマだったのでしょうか。また次期型はどうなるのでしょうか。
生産終了が惜しまれるマツダ最小のコンパクトSUVに注目!
2026年2月末をもって日本向けの車両が生産終了となったマツダのコンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」。
どのようなクルマだったのでしょうか。また次期型はどうなるのでしょうか。
振り返れば、2015年2月に日本での販売を開始したモデルということで、実に11年という長いモデルライフを誇った車両となりました。
そんなCX-3は当初、1.5リッターのディーゼルターボエンジンを搭載するモデルとしてリリースされました。
のちに2リッターや1.5リッターのガソリン車追加や、ディーゼルターボの1.8リッター化など、幅広いパワートレインを搭載していたのが大きな特徴です。
また1.5リッターガソリンモデル車にはクロスオーバーSUVでありながら、3ペダルの6速MTが用意されていたことでも話題を集めています。
さらに、2022年6月には日本国内での生産を終了し、これ以降の日本向けモデルはタイ工場で生産されたモデルが輸入される形となったのもトピックでした。
マツダSUVで最小となる全長4275mm×全幅1780mm×全高1550mm(2WD)のサイズ感で、トヨタ「ヤリスクロス」(全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mm)やホンダ「ヴェゼル」(全長4340mm×全幅1790mm×全高1580-1690mm)などがライバル車にあたります。

このようにワイドバリエーションを誇り、紆余曲折を経たCX-3でしたが、最後の変更を受けた2025年12月の時点で、1.5リッターのガソリン車は「15S Urban Dresser II(アーバンドレッサー2)」のみ、1.8リッターディーゼル車は「XD Vivid Monotone II(ビビットモノトーン2)」のみに集約されるという状態となっていたのです。
通常、モデル末期のグレード整理では、安価なエントリーグレードに集約されることがほとんどですが、CX-3の場合、過去に登場した上質な特別仕様車に装備を追加する形となっているというのが興味深いところ。
特にアーバンドレッサー2のインテリアは、合成皮革の「グランリュクス」を用いたシートで、シートカラーはメイン部がピュアホワイト、座面と背もたれの一部にライトブラウンを組み合わせた「高級輸入車」のような組み合わせに。
シートカラーに合わせて、インストルメントパネルやドアパネルの一部にもグランリュクスを用いたライトブラウンのカラーがあしらわれているのです。
さらに装備面では、従来のアーバンドレッサーに加え、アダプティブLEDヘッドライトや自動防眩ルームミラーを標準装備とし、足元には18インチの大径タイヤ&ホイールが装着されており、モデル末期の量販グレードとは一線を画す仕様となっていました。
それでいて価格(消費税込)は270万4900円(2WD車)と、ヤリスクロスの中間グレード「G」の271万2600円を下回るものということで、非常に買い得感の高いものだったのです。
現行型CX-3の生産は終了していますが、マツダの公式ウェブサイトにはまだ紹介ページが残っています。
2026年5月下旬現在、「2026年2月末をもちまして、国内向け車両の生産を終了いたしました。今後のご注文につきましては、メーカーおよび販売会社における在庫車でのご対応となります」と記載されていました。
「在庫が無くなり次第、販売終了となります」としており、実際に販売会社によってはまだ在庫車を持っているところもあるとのことで、気になる人は早めに問い合わせてみるのもいいかもしれません。
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なお2026年5月12日の決算会見で、マツダの代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘氏は「来年、次期『CX-3』を国内に投入する」と明かしました。
現在開発中の次期CX-3はタイで生産され、2027年に市場投入される予定です。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。














































