日産「“新型”エルグランド」まもなく発売! 問合せも“急増”中? 発売後は「即受注停止」の可能性も 期待の「キング・オブ・ミニバン」16年ぶり全面刷新で販売店でも話題沸騰
発売が近づいている日産新型「エルグランド」について、最新情報やユーザーからの反響を販売店に聞いてみました。
デビューまで半年!待ちわびたぞ!
2026年夏の発売が近づいてきた日産の新型「エルグランド」。
現在、ユーザーから寄せられている反響について、首都圏の日産ディーラーに問い合わせてみました。
1997年5月にデビューしたエルグランド。迫力満点で豪華なデザインやパワフルなエンジンを搭載する「高級ミニバン」のジャンルを開拓し、キング・オブ・ミニバンとして大いに人気を獲得します。
その後、2002年5月にフルモデルチェンジを行い、より精悍でパワフルな走りを持つ2代目へと進化します。
しかし、同年・同月にデビューしたのが、トヨタが誇る高級ミニバンである「アルファード(初代)」だったのです。
かつての「カローラ vs サニー」や、「マーク2三兄弟 vs ローレル」、「ソアラ vs レパード」、そして「セルシオ vs シーマ」など、数え上げればキリがないほどトヨタと日産には各カテゴリーで宿命のライバルともいえるモデルが存在してきました。
そして、この瞬間から現在にいたるまで、高級ミニバンのカテゴリーにおいても「アルファード vs エルグランド」戦争が勃発したのです。
しかし、やがてこのライバル関係の明暗が大きく分かれることとなります。

アルファードは、2008年5月に2代目にとフルモデルチェンジを実施し、2015年1月には大ヒット作となった3代目、そして2023年6月に現行モデルにあたる4代目へと進化し、現在にいたります。
さらに、アルファードが2代目へとフルモデルチェンジしたタイミングで兄弟車「ヴェルファイア」も加わり、「アルファード&ヴェルファイア vs エルグランド」戦争はさらに過熱していくかに見えました。
ライバル関係にあるエルグランドはというと、2010年8月に3代目へとフルモデルチェンジされたあとは、一部改良とマイナーチェンジを繰り返して現在にいたります。
アルファード/ヴェルファイアは6〜8年ごとにフルモデルチェンジしているので、いかにエルグランドのモデルライフが長かったことが分かります。
気がつけば、日本の高級ミニバンの雄といえばアルファード/ヴェルファイアが代名詞となり、さらにはレクサスからは超高級ミニバンである「LM」も発売され、もはや鉄壁の布陣ともいえるラインナップが完成したのです。
すっかり後塵を拝することとなったエルグランド。次期モデルの噂は前々からあったものの、真相は分からぬままでした。
そしてついに事態が動きます。2025年11月に開催された「ジャパンモビリティショー2025」において、4代目となる新型エルグランドが先行公開されたのです。
待望の新型エルグランドは、「The private MAGLEV」、いわゆる「リニアモーターカー」をデザインコンセプトとし、「時を超えて受け継がれる日本のDNAを具現化した」と日産が主張するデザイン、そして「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」を全面に採用しています。
室内においても、「特別なプライベートラウンジのような空間」を目指して開発され、さらにアイポイントが高くなったことにより、運転席からの視界が広がりや安心感とともに「誇らしさを感じられる設計」と明言している点が、あきらかにアルファード&ヴェルファイアを意識したポイントといえるでしょう。
新型エルグランドのボディサイズは、全長4995mm×全幅1895mm×全高1975mm、ホイールベースは3000mmと、ライバルのアルファードと比較すると、全長とホイールベースは同じながら、全幅で45mm、全高で30-40mmほど新型エルグランドの方が大きくなっています。
新型エルグランドと現行アルファードを並べたとき、ボリューム感や迫力において、エルグランドの方に分があるのはほぼ確実といえそうです。
パワートレインには、新しく設計された1.5リッターの発電用エンジンと、モーター・発電機・インバーター・減速機・増速機をまとめた「5-in-1 e-POWERパワートレインユニット」で構成された「第3世代e-POWER」ハイブリッドを採用。
さらに日産独自の電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」の最新バージョンが搭載されるなど、走りの面でも期待が高まります。
また、国内モデルとしては初となる14.3インチの大画面統合型インターフェースディスプレイを採用するなど装備面も充実しており、2026年にデビューするニューモデルのなかでもひときわ注目度が高い1台であるのは間違いなさそうです。
発売は2026年夏とされている新型エルグランド。ユーザーの反響について、2月下旬に首都圏の日産ディーラーに問い合わせてみました。
「『ファーストロットを手に入れたいからすぐにでも予約したい』『予約はいつからできるのか』といったお問い合わせが複数寄せられております。
特にアルファード&ヴェルファイアオーナーの方から、ライバル車であるエルグランドを意識したお問い合わせが多いです。
なかには気に入ったら買い換えるとおっしゃってくださるオーナーさまもいまして、いかにしてアルファード&ヴェルファイアユーザーを取り込めるかが鍵といえそうです」
他の日産ディーラーではいかがでしょうか。
「『発売後すぐにほしい』というお客様と『ナンバーがついて試乗してから決める』というお客様で二分されている印象です。
なかには『オーテックバージョンが出たら教えてほしい』というお客様もいらっしゃいます。
とにかく、エンドユーザーの皆さまが積極的に情報収集を行っていらっしゃることを実感しております」
積極的に情報収集を行うということは、期待値と興味の高さの表れといえます。
「アルファード&ヴェルファイア vs エルグランド」の新たな戦いが、もうすぐはじまろうとしています。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。



































































