トヨタ「“新”ノア」発売! 5年越し刷新で「2列5人乗りモデル」新設! 精悍「新デザイン」&上質内装採用! 「ファミリー向け定番モデル」は何が変わった?
トヨタは2026年5月にミドルサイズミニバン「ノア」の一部改良を行いました。二度目の一部改良ですが、何が変わったのか、解説します。
新しいコンプリートモデルまで登場したノア
トヨタのファミリーミニバン「ノア」は、2026年5月、シリーズ全体で2回の一部改良を行っただけでなく、新たなコンプリートモデルまで投入しました。
今回は、新ノアの進化の特徴を解説します。
かつてFRレイアウトを持つ商用車「タウンエース」ベースのミニバンとして、サブネームの「ノア」が与えられた「タウンエースノア」が登場し、ファミリーユースで大活躍しました。
そのサブネームを車名として採用したのが、2001年登場のFFベースの乗用専用車 ノアで、現行型で4代目となります。
現行型は、2022年1月にフルモデルチェンジ。新たなトヨタのクルマ作りである「TNGA」の技術が惜しみなく投入され、最新の「GA-Cプラットフォーム」に刷新。扱いやすいサイズ感を維持しつつ、ちょっとワイドな全車3ナンバー仕様となりました。
全トヨタディーラーで取り扱いとなる現行型ですが、ノアとともに兄弟車「ヴォクシー」も継続。巨大なグリルが演出する、どっしり安心感のあるフロントマスクのノアは、エントリーからエアロ仕様まで幅広いラインアップを用意しました。
一方、初代から個性的かつスポーティな顔立ちとしたヴォクシーは、シャープかつスポーティな顔立ちに加え、エアロ仕様のみに一本化することで差別化。
パワーユニットは、改良を施した1.8リッターのハイブリッド車と新エンジンの2リッターガソリン車が選べ、ともに4WD仕様も用意されるなど幅広い選択肢が用意されました。

2025年9月には、初の一部改良を実施。エアロレスの標準車が、「X」グレードに集約されたほか、一部ボディカラーの変更も行われ、ノアとヴォクシーの設定色が完全に共通化しています。
装備面では、メーカーオプションパッケージの設定が変更や標準装備の強化なども行われました。
最新の一部改良は、モデルイヤー5年目となる2026年4月10日に発表され、5月6日より販売が開始。最大の特徴は、ガソリン車と標準車が廃止されたこと。これによりノア全仕様がハイブリッド車となり、エアロ仕様のみのグレード構成に。
そのため、エアロ仕様には新たなエントリ-グレード「S-X」が追加されました。ここから主な改良点を見ていきましょう。
エクステリアのデザインと機能の変更では、フロント回りの意匠変更がポイント。
プロジェクター式LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ仕様が全車に標準装備化。
さらに最上位「S-Z」では、LEDヘッドライトにオートレベリング機能が追加され、LEDクリアランスランプにデイライト機能をメーカーオプションで加えることも可能に。
フロントグリルでは、メッキ部分をメッキモールとボディカラーの共通仕様に変更することで、顔つきの印象に変化を与えています。以前のシルバー加飾と比べると、ちょっとすっきりした印象です。
インテリアでは、新設のS-Xを除き、シフトノブ、ウィンドウスイッチまわりをピアノブラック塗装に変更。さらに最上位のS-Zには、メーターフードを表皮巻き及びステッチ加工とし、インストルメントパネルとドアトリムにステッチ加工を追加。シート表皮デザインも変更されています。
機能面では、メーター液晶を大型化することで視認性を向上。サイズアップは僅かではなく、S-Zが7インチから12.3インチへ。その他のグレードは、4.2インチから7インチに。
また前後方ドライブレコーダーも新設し、S-Zに標準化。中級の「S-G」ではメーカーオプションで選べるようになりました。
ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアはS-Gにも標準化され、S-Xではメーカーオプションとして選ぶことも可能。そのため、全仕様で左右電動スライドドアの利便性が享受されるようになりました。
さらに4WD仕様「E-Four車」には、ドライブモードに雪上走行セッティングとなる「SNOW EXTRAモード」を追加し、安全性能向上。
快適性能では、全車でショックアブソーバーの減衰力を最適化することで乗り心地を良くしたほか、ノイズの侵入経路に防音材等を最適配置することで車内の静粛性が高められています。
ボディカラーでは新色の「ニュートラルブラック」と「アーバンロック」の2色が選べるようになりました。



























