22年越し開通!? 愛知・知多半島の新たな「快走路」誕生へ 南北アクセス向上で混雑緩和と防災強化! 「常滑美浜バイパス」3月28日開通!
愛知県は、知多半島で整備を進めていた一般国道247号「常滑美浜バイパス」を2026年3月28日に開通させます。今回供用されるのは常滑市坂井から美浜町上野間までの約2.0kmです。既存区間とつながることで現道の渋滞緩和や防災機能の強化、観光地へのアクセス向上が期待されます。
知多半島の「南北軸」強化へ 渋滞解消と「逃げる道」確保
2026年2月20日に愛知県は、整備を進めていた一般国道247号「常滑美浜バイパス」の未開通区間約2.0kmを、2026年3月28日午後3時に開通すると発表しました。
これにより、知多半島の南北アクセス向上や、現道の渋滞緩和、防災機能の強化が期待されます。
知多半島地域の幹線道路である一般国道247号「常滑美浜バイパス」。
今回開通するのは、常滑市坂井地内から知多郡美浜町上野間地内までの延長約2.0kmです。
2014年に開通済みの北側1.0kmと合わせ、計画されていた全長3.0kmのバイパス区間がつながることになります。
一般国道247号は、名古屋市を起点に知多半島の外周や西三河の沿岸地域を経由して豊橋市に至る、延長約180kmの広域幹線道路です。
特に知多半島地域においては、地域を南北に結ぶ動脈としての役割を果たしており、中部国際空港(セントレア)へのアクセスや、半島内の豊富な観光資源を支える重要なルートとなっています。
開通する「常滑美浜バイパス」は、常滑市と美浜町の境界付近を走る延長3.0km、幅員23mの道路です。
2004年度(平成16年度)から事業が進められており、北側の1.0km区間については2014年(平成26年)11月に先行して開通していました。
今回、残っていた南側の2.0kmが完成し、事業開始から約22年を経て全線供用となります。
バイパス整備の主な目的の一つは、慢性的な交通混雑の緩和です。

並行する国道247号の現道は、美浜町の上野間集落などの生活圏を通過しており、通過交通と生活交通が混在していました。
事前の調査では、現道の交通量は1日あたり約1万3000台に達し、特に「上野間交差点」は主要渋滞箇所に指定されるなど、円滑な通行に支障が出ていました。
バイパスの開通により、こうした通過交通が転換され、現道の混雑緩和や地域の安全性向上が見込まれます。
また、防災面での機能強化も重要なポイントです。
現道の上野間交差点付近は愛知県の津波浸水想定区域に含まれていますが、この道路は災害時の第1次または第2次緊急輸送道路に指定されています。
バイパスの整備によって、災害時でも寸断されにくい強靭な道路ネットワークが確保され、広域的な防災機能の向上が図られます。
本事業は当初、平成27年度(2015年度)までの完成を目指していましたが、鉄道との交差部における工事が難航した経緯があります。
名鉄知多新線と交差する部分において、ボックスカルバート(箱型構造物)を施工する際、鉄道の仮線を設ける必要が生じました。
これに伴う追加の用地取得や協議、さらには流用土の土質改良などが重なり、工期が見直されていました。こうした課題をクリアし、今回の開通に至っています。
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開通当日の3月28日には、午前11時30分から記念式典およびセレモニーが開催されます。
一般車両が通行可能になるのは、同日の午後3時頃を予定しています。
知多半島を巡るドライブや物流において、新たな「快走路」の誕生は利便性の向上に大きく寄与しそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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