「19年待った」「生きている間に…」駅周辺の「慢性渋滞」緩和なるか? さいたま市「産業道路」新バイパス開通、反響は?
さいたま市は、都市計画道路「産業道路(天沼工区)」を2026年2月18日に開通しました。大宮エリアの南北を結ぶバイパス整備に対し、SNSなどでは「やっと開通した」という安堵の声の一方で、事業期間の長さや今後の全線開通を待ち望む切実な意見も寄せられています。
悲願のバイパス開通に期待
さいたま市大宮区で整備が進められてきた都市計画道路「産業道路(天沼工区)」が、2026年2月18日に供用を開始しました。
構想から長年を経て実現する4車線化とバイパス整備に対し、地域住民やドライバーからは多くの反響が集まっています。
慢性的な混雑緩和への期待とともに、未整備区間を含めた今後の延伸計画に対する注目も高まっています。
今回開通したのは、さいたま市大宮区大原6丁目から天沼町2丁目にかけての延長約670mの区間です。
2007年度(平成19年度)の事業認可取得から約19年の歳月を経て、2026年(令和8年)2月18日(水)午後2時に車両の通行が可能となりました。
この新規開通に対し、地域住民からは「開通は喜ばしい」「少しの区間だけど開通してよかった」「早速通ってみた、いいかも」などといった歓迎の声が聞かれています。
当該道路は、主要地方道川口上尾線のバイパスとして位置づけられており、開通によって周辺道路の慢性的な渋滞緩和が期待されています。
特に、今回の「天沼工区」に加え、北側で事業中の「天沼2工区」が接続されることで、南大通東線とも直線で結ばれることになり、より広域的なネットワーク形成による効果を期待する意見も見られます。
一方で、部分的な開通であることから、新たな交通課題を懸念する声もあがっています。
具体的には、天沼一丁目の交差点や近隣の商業施設付近の交差点において、右折車線や右折信号の有無に関する指摘があり、「かえって渋滞が増すかもしれない」「天沼を南北に移動するときは気をつけねば」といったドライバー視点での慎重な意見が寄せられています。
南側から浅間町方面へ抜ける車両の流れが変化することで、接続する交差点への負荷が変わる可能性があり、開通後の交通流動の変化には注意が必要です。

また、今回の開通区間は約670mにとどまることから、産業道路全体の整備進捗に対する厳しい見方も少なくありません。
事業期間が19年に及んだことについて、「もっと早く開通してほしかった」「地権者との交渉に時間を要したのではないか」といった、より迅速な整備手法を求める指摘もありました。
さらに、北側に続く「堀の内工区」「堀の内2工区」に関しては、まだ事業化予定の段階である区間も含まれています。
そのため、川口から浦和を経由して大宮に至る全区間が4車線でつながる将来像に対し、「産業道路の時代が変わる感がある」と期待しつつも、「あと半世紀くらいかかりそう」「生きている間に開通するだろうか。夢のような話」といった、気の遠くなるような時間を嘆く声も聞かれます。
今回の天沼工区の開通は、地域交通にとって確実な一歩となりますが、広域幹線道路としての機能を完全に発揮するためには、引き続き粘り強い整備が求められています。
Writer: くるまのニュース編集部
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