ホンダ斬新「“2人乗り”N-BOX軽トラ」が凄いッ! 全長2.9m“めちゃ小さいボディ”+大人2人が寝れる「めちゃ広ッ空間」! 便利で“車中泊もイケそう”な「N-TRUCK/N-CAMP」とは?
街中で圧倒的な存在感を放つホンダ「N-BOX」。2025年の国内新車販売台数で首位を獲得した人気モデルには、かつて軽トラック仕様という意外なコンセプトカーが存在していました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
N-BOX顔の軽トラ!?
街中で見かけない日はないと言ってもいいほど、軽自動車は私たちの生活に深く根付いています。
そのなかでも存在感を放っているのが、ホンダの「N-BOX」です。扱いやすいサイズと使い勝手の良さを兼ね備え、多くのユーザーから支持を集め続けています。
N-BOXは、上質さを感じさせる外観と広く快適な室内空間、そして運転のしやすさが高く評価され、2025年の国内新車販売台数で首位を獲得するなど、その人気は一過性のものではありません。
現在は、より精悍なデザインの「N-BOXカスタム」や、個性的な世界観を打ち出した「N-BOX JOY」なども展開され、幅広いニーズに応えています。
しかし、このシリーズの歴史をたどると、さらに思い切ったアイデアが提案されていた時期がありました。それが、初代N-BOXをもとに開発された軽トラック仕様のコンセプトカーの存在です。

2011年に登場した初代N-BOXは、軽自動車の常識を見直す一台でした。全長3395mm×全幅1475mm×全高1770mmという限られたボディサイズの中で、室内空間を最大限に広げることに挑戦していました。
ホンダ独自の「M・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)」に基づき、エンジンルームなどの機械部分をできるだけ小さくまとめ、その分を人のための空間に充てる設計思想が徹底されていたのです。その結果、軽自動車とは思えないほどの開放感と実用性を実現しました。
搭載されていたのは660cc直列3気筒エンジンで、自然吸気仕様は58ps、ターボ仕様は64psを発生します。
CVTとの組み合わせにより、街乗りでのスムーズな加速と優れた燃費性能を両立し、日常使いにおいて扱いやすいパワートレインとなっていました。
こうした基本性能を土台に、2015年2月に発表されたのが「N-TRUCK」です。このモデルは、「ジャパンキャンピングカーショー2015」で初披露され、大きな話題を呼びました。単なる展示車両ではなく、新たなライフスタイルを提案する存在として注目されたのです。
N-TRUCKは、後席用のスライドドアを取り外し、全長を約500mm短縮した全長2895mmのボディを持つ軽ピックアップトラックでした。
乗車定員は2名とし、後部を荷台として活用できる構造に変更されています。必要最小限の装備に絞り込みながらも、使い方次第でさまざまなシーンに対応できる自由度の高さが魅力でした。
アウトドア用品の積載や趣味の道具の運搬など、従来のN-BOXとは異なる用途を想定した設計といえます。
さらに会場では、N-TRUCKと組み合わせる専用キャンピングトレーラー「N-CAMP」も同時に展示されました。
こちらはコンパクトなボディながら、室内にグリーンのソファや木目調パネル、カーペットを採用し、落ち着いた空間が演出されていました。
大人2人が就寝できるロフトベッドも備えられ、週末の旅行やキャンプに対応できる仕様となっていました。
このトレーラーはユーザーの好みに応じたカスタマイズも想定されており、移動先でくつろげる“もう一つの居場所”を提案していました。
軽ピックアップとキャンピングトレーラーを組み合わせるという発想は、メーカー自らが提示したコンセプトだからこそ実現できた大胆な試みだったといえるでしょう。
発表当時は市販化への期待も高まりましたが、現時点で具体的な販売計画は示されていません。
ただ、近年はアウトドアや車中泊への関心が高まり、コンパクトで扱いやすいキャンピングカーへの需要も拡大しています。
そうした流れを踏まえると、N-TRUCKやN-CAMPのようなアイデアが再評価される可能性は十分にあるのではないでしょうか。
Writer: くるまのニュース編集部
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