「東京・九段下〜埼玉・狭山」“完全直通”まであと1歩! 「目白通りの“延長線”」が開通! 西武池袋線の“開かずの踏切”スルーで快適に! 「新東京所沢線」一部が14日開通

東京都が整備を進めている「東村山都市計画道路3・4・15の2号新東京所沢線」のうち、清瀬市内を通る約1.6kmの区間が2026年2月14日に開放されました。

将来的には九段下〜飯能方面が「1本」で往来可能

 東京都は2026年2月14日、清瀬市内で整備を進めていた骨格幹線道路「東村山都市計画道路3・4・15の2号新東京所沢線」を、15時に交通開放しました。
 
 どのような道路で、開通してどう便利になるのでしょうか。

 新東京所沢線は、関越と接続する目白通りを延伸するかたちで、練馬区と西東京市の境界から東久留米市、清瀬市、新座市(埼玉県)を経由し、埼玉県所沢市方面に接続する幹線道路です。

 練馬から東京都・埼玉県道24号として、西武池袋線と関越道の間を通るかたちで進み、埼玉県内に入ると今度は埼玉県道126号、県道397号と直通します。

 その先の圏央道の狭山日高IC付近では、そのまま真っすぐ県道347号と直通でき、全線開通して道がひとつづきになれば、目白通りのスタート地点である東京・九段下から埼玉県狭山市・飯能市までが1本で結ばれることとなります。

 東京都と埼玉県でそれぞれ事業が進められており、このうち東村山3・4・15の2号線は、この新東京所沢線のうちの東京都清瀬市の一部区間となっています。

将来は関越「練馬IC」と直結
将来は関越「練馬IC」と直結

 今回交通開放されたのは、西武池袋線 清瀬駅の北側、清瀬市中清戸一丁目地内~同市中里二丁目地内の約1.6kmにおよぶ区間。

 約120億円の事業費をかけて整備され、自転車レーンを有する幅員18mの片側1車線となっています。

 小金井街道、新小金井街道、志木街道、けやき通りなど、周辺の主要な道路と連携することで円滑な交通ネットワークを実現します。

 道路周辺は住宅地が多く、主要道路から流入していた通過交通が大通りに集約されることで、地域住民の安全性も向上します。

 また、小金井街道では清瀬駅近くに設けられた踏切がボトルネックになっており、ラッシュ時間帯には「開かずの踏切」と呼ばれるほど、埼玉県と東京都を行き来する交通の流れを阻害していました。

 踏切を回避できる新ルートが確立されたことで、近辺を通過する交通が改善されるでしょう。

 埼玉方面とは今回の開通で直通することになりましたが、東京都側(一部埼玉県新座市)は現時点では部分的な開通となっており、清瀬市内だけでも残り0.6kmの中清戸区間が事業中となっています。

 全線開通を迎えるのはもうしばらく先の話となりそうですが、完成すれば東京都と埼玉県を結ぶ重要な骨格幹線道路として大きな役割を果たしてくれるでしょう。

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Writer: 春山優花里

フリーランスの編集記者。WEB媒体を中心に15年以上メディア業界で働くなんでも屋。幼少期に叔父の書斎で見た膨大なミニカーコレクションに圧倒され、クルマやバイクに興味を持つ。漫画やアニメ、ゲームが好き。

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