スズキ「“2階建て”ジムニーノマド」に注目! 5速MT設定&「2階で2人寝られるルーフ」搭載! 約400万円で買えるホワイトハウスキャンパー「ポップアップルーフ」の特徴は?
「ジャパンキャンピングカーショー2026」でホワイトハウスキャンパーは「ジムニーノマド」のポップアップルーフ仕様を披露しました。どのようなモデルなのでしょうか。
ポップアップルーフで2人寝られる!
年始を飾る日本最大のキャンピングカーショー「ジャパンキャンピングカーショー2026」が、2026年1月30日~2月2日の4日間、千葉市美浜区の幕張メッセにて開催されました。
なかでも今回は、昨年の「東京オートサロン2025」で世界初公開され、大きな話題となったキャンピングカー仕様のスズキ「ジムニーノマド」の最新情報をお届けします。
2025年1月の発表前より大きな話題となっていたのが、「ジムニーシエラ」の5ドア仕様といえるジムニーノマド(以下、ノマド)でした。
既に生産国のインドでは「ジムニー5ドア」として先行して市場投入されていたため、東京オートサロン2025にも、並行輸入されたものをベースにカスタム済みの新ノマドが展示されました。
その中で、来場者投票で決定される「東京国際カスタムカーコンテスト2025」のドレスアップSUV部門で優秀賞に輝いたのが、ジムニー5ドアのキャンピングカー仕様をさらにカスタマイズした「N’s LIMITED IRONMANCAMPER」でした。
同モデルのベースとなるジムニー5ドアのキャンピングカーを手掛けたのが、キャンピングカービルダーとして知られるホワイトハウスキャンパー。
東京オートサロン2025直後に開催された「ジャパンキャンピングカーショー2025」でも、同車を展示しています。
その時点で先行予約の受付も開始されましたが、車両が開発中であったことに加え、発売前からの大人気であるベース車の手配の問題もあり、価格と納期は未定とされていました。
今回のショーでは、ついに商品化されたモデル「ジムニーノマド ポップアップルーフ」が展示されました。
![ホワイトハウスキャンパーが製作した「ジムニーノマド ポップアップルーフ」[ジャパンキャンピングカーショー2026]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/02/20260212_whitehause_nomade_000.jpg?v=1770869595)
昨年の試作車と大きく異なるのが、最大の特徴であるポップアップルーフです。試作車では、手動式ポップアップルーフの開閉を、前開きから後開きに変更しています。
その狙いは乗降性の向上だといいます。前開きのものは、フロントシート上部のルーフに開口部があり、そこからルーフテントにアクセスするものでしたが、今回、逆向きとすることで、後席上のルーフ部に開口部を変更しています。
さらに後開きとしたことで、オプションのリアラダーを装着すると外部からのアクセスも可能に。ポップアップルーフ内部は、大人2人が寝られるスペースがありますが、快適性を重視すると、2階のルーフに1人、1階の車内に1人の計2人となるようです。
今回、ポップアップルーフ自体も改良が施されており、日差しを追加することで、ルーフテントでの快適性を向上。またポップアップルーフの天井には、照明と室内ファンも装備されています。
ポップアップルーフの新たなオプションとして、野外照明となるIPF製10インチライト(ダブルロー)やルーフキャリアなども用意され、ジムニーらしい使い方と限られた空間を最大化する工夫も凝らされています。
注目の価格は、MT車が399万9600円から。AT車が409万8600円から(消費税込み)です。
これは車両本体にポップアップルーフ架装を行った状態の価格なので、別途、有償色やオプション装備に加え、税金や登録費用などの諸経費が加わります。もちろん、市販のカスタマイズパーツを使ったドレスアップも受け付けるとのこと。
ポップアップルーフの施工自体は、1か月程度とのことですが、ベース車の納入にも時間が必要となるため、注文時でも納期は未定と伝えているそう。
現在、顧客への納車は開始されていますが、それは昨年1月の時点の先行予約を行ったユーザーから始まったばかり。ご存じの方も多いと思いますが、昨年発売されたノマドは、発売直後に受注停止。
今年1月30日より改良型の受注が再開されていますが、一部改良で先進の安全運転支援機能など機能向上が図られ、車両価格も上昇していますので、キャンピングカーもその影響は避けられないでしょう。
まずは一日も早い納期を実現するために、注文を急いだほうが良いという現状には変化がないようです。
Writer: 大音安弘(自動車ライター)
1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者へ。その後、フリーランスになり、現在は自動車雑誌やウェブを中心に活動中。主な活動媒体に『ナビカーズ』『オートカーデジタル』『オープナーズ』『日経トレンディネット』など。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。



















































