ダイハツの「“4人乗り”軽トラ」がスゴい! 全長3.4m級「ミニミニサイズ」に家族「4人」で寝られる!? TOWAのハイゼットトラック車中泊モデル「バディ108」とは
幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー2026」で、ダイハツ「ハイゼットトラック」をベースにした軽キャンパー「バディ108」が注目を集めました。軽トラなのに4人乗車・就寝できるという、その驚きのパッケージングとはどのようなものなのでしょうか。
軽トラなのに「4人家族旅」ができる!?
2026年1月30日から2月2日まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された国内最大級のキャンピングカーイベント「ジャパンキャンピングカーショー(JCCS)2026」。
数ある出展車両の中でも、軽キャンパーファンの大きな注目を集めていたのが、TOWA(東和モータース販売)ブースに展示された「バディ(Buddy)108」です。
東和モータース販売は、1935年に自動車整備工場として創業し、1970年に設立されたキャンピングカー業界の老舗です。
東京都杉並区に本社を置き、欧州の最高級ブランド「デスレフ」の日本総代理店を務めるなど、輸入車の取り扱いで培った高い技術力を誇ります。
自社開発のバンコンや軽キャンパーも数多く手掛けており、高品質な架装と充実したアフターサービスにより、全国のユーザーから厚い信頼を得ているビルダーです。
今回の目玉であるバディ108のベース車両には、軽トラックの代名詞的存在である最新のダイハツ「ハイゼットトラック」が採用されています。

現行モデルは10代目(S500P/S510P型)にあたり、2021年の大幅改良で軽トラックとして初めてCVT(無段変速機)が採用されました。これにより、静粛性と燃費性能、そしてスムーズな加速が飛躍的に向上しています。
パワートレインには658cc直列3気筒エンジンを搭載し、最高出力46ps、最大トルク60Nmを発揮。最新の安全運転支援機能「スマートアシスト」も備えており、長距離移動の負担を大幅に軽減しています。
このバディ108の最大の特徴は、全長3.4m、全高2m以下の軽規格に収まりながら、家族4人で移動し、眠ることができる圧倒的なパッケージングにあります。
通常の軽トラックは2人乗りですが、バディ108は後部シェル内に2名分の座席を確保し、8ナンバー(軽キャンピング車)登録とすることで、軽トラックベースでありながら「4名乗車」を実現しました。
さらに、独自のポップアップルーフを展開すれば、ルーフ上に大人2名、車内に大人2名の計4名が就寝可能です。ルーフを開ければ車内で直立できるほどの開放感が生まれ、軽自動車特有の圧迫感を払拭しています。
居住空間を構成するシェルの壁面には、軽量かつ断熱性に優れた「高断熱アルミコンポジットパネル」を採用。外気の影響を抑えることで、季節を問わず快適な室内環境を提供します。
また、今回展示されたモデルは、最新の電装パッケージ「C3(シースリー)パッケージ」をまとっていました。これは「Cool」「Charge」「Comfort」を具現化したシステムです。
夏でも一晩中稼働可能な本格的な「DC12Vクーラー」をはじめ、その長時間駆動を支える「300Ahリチウムイオンバッテリー」、そして走行中に効率よくサブバッテリーを充電し連泊にも対応する「走行充電EVOシステム」が搭載されています。
気になる価格ですが、会場に展示された4WDにC3パッケージを盛り込んだフル装備仕様の価格(消費税込み)は、621万7520円となっていました。
軽キャンパーとしては高額な部類に入りますが、4人で乗れて寝られるパッケージングと、輸入車譲りの高品質な架装、そして最強クラスの電装システムを考えれば、納得のプライスといえるかもしれません。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。




























































































