新車6万円!? スズキ「激安スクーター」が蘇る? 電動自転車ユニット×当時の車体で現代体に! 2023年披露のコンセプト「eチョイノリ」とは?

2023年に開催された第一回「Japan Mobility Show(ジャパンモビイティショー)」で公開されたスズキのコンセプトモデル「eチョイノリ」について紐解きます。

「チョイノリ」登場でバイク業界に激震!!

「東京モーターショー」から名称・コンセプトを一新し、2023年から2年に1回のサイクルでメインイベント(一般向けショー)を開催している「Japan Mobility Show(ジャパンモビイティショー)」では、毎回、各社から様々なコンセプトモデルが登場します。

 中でも、2023年にスズキが発表した電動バイクのコンセプトモデル「e-choinori(イーチョイノリ)」は、数ある車両の中でも“最小クラス”で“最低限の装備”で構成され話題を集めた一台といえるでしょう。

 同車両は、パナソニック サイクルテック社製の電動アシスト自転車用バッテリー、駆動ユニットを使用した原付一種相当の電動スクーターで、スズキが過去に発売した「チョイノリ」をベースに製作されています。

 そもそもチョイノリといえば、「ちょっとだけ乗りたい人」をターゲットに開発された、近距離移動に特化したスクータータイプの原付です。

 2003年2月11日に登場した初代モデルは、「走れ。国産。¥59800」というキャッチコピーと共に、国内生産でありながら税抜5万9800円という低価格で登場しバイク業界に衝撃を与えました。

 この低価格は、スズキの企業努力によって実現されたもので、部品点数を徹底的に削減することにより、生産コストや工数、組み立てに必要な人員と時間を減らし、低価格化を達成していました。

 パワーユニットには、当時の新技術「高速めっきシリンダー」の導入などにより、従来の4サイクル50ccエンジン(スズキ車)より4割の軽量化を達成した49cc空冷4ストローク単気筒OHVエンジンを搭載し、最高出力は2.0PS/5500rpm、最大トルクは0.3kgf・m/3500rpmを発揮。発売当時の燃費性能は76km/L(30km/h定地走行)と公表されていました。

 足回りには前後ともにドラムブレーキを採用し、タイヤサイズは前後共通で80/90-10。コスト削減のためリアサスペンションが省略されたシンプルなリジッド構造を採用し車重39kgを達成しています。

デザインは、丸みを帯びたフロントカウルとシンプルなボディラインが特徴的で、初代モデルでは材料着色樹脂を使用しながら、白、青、黒、黄、オレンジ、ベージュの6色と豊富な車体色が設定されていました。

当時の衝撃は忘れられない! そして復活を示唆? 「eチョイノリ」とはなんだった?
当時の衝撃は忘れられない! そして復活を示唆? 「eチョイノリ」とはなんだった?

 2003年12月にはバリエーションモデルとして、フロントカウルを取り外し、フレームを露出させフラットなハンドルバーを装備したスポーティな外観の「チョイノリSS」が登場。

 その後も、「チョイノリII」、セルフスターター付きモデルが追加されるなど、利便性の向上も図られました。

 多くの人に親しまれたチョイノリですが、ガソリンモデルは排ガス規制に伴うコスト問題により2007年8月末で生産を終了しました。

「ジャパンモビリティショー2023」で公開された「eチョイノリ」
「ジャパンモビリティショー2023」で公開された「eチョイノリ」

 2023年のジャパンモビリティショーで公開されたeチョイノリは、フレームや外装関係はほぼ当時のままの「懐かしさ」を感じさせる仕上がりで、搭載されるバッテリーは脱着式の16Ah市販バッテリーのため、家庭での充電も可能。いわゆる“電動ママチャリ”(バッテリーが同形状のモデルに限る)とバッテリーを共有できるというメリットも存在しています。

 eチョイノリは発表以来、2025年以降の市販化に期待が寄せられていましたが、その後、同モデルに対する追加の情報はなく、スズキは同時に公開されたペダル付きの電動モペット「e-Po」に注力しているのが現状です。

 とはいえ、市販が近いことが予想されるe-Poにおいても、eチョイノリ同様にパナソニック製のユニットを使用しているため、2機種でパワートレインを共有することで効率化やコスト削減が図られる可能性も多いにありえます。

 かつて絶大なるセールスを記録した「割きりの極み」といえるチョイノリの復活に期待したいところです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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