販売好調! ホンダ渾身の作「Nバン」使い勝手を徹底検証

ホンダの軽バン「N-VAN」が注目を集めています。今回は、ユーティリティ中心にN-VANを様々な角度から検証してみました。荷物だけでなく、バイクも積載できるのには驚きです。

エンジニア魂に火をつけた無駄のない室内スペース

 ホンダの新型軽バン「N-VAN」が絶好調です。月間の販売目標台数は3000台程度を目論んでいたようですが、7月に発売された途端、即1万台を受注。どうやらその優れた積載性がユーザーの心を鷲づかみにした様子です。ならば、その実力はどれほどのものなのでしょうか。

新型軽バン「N-VAN」

 FFレイアウトを持つN-VANは、車体前方にボンネットが大きく突き出ています。そして運転席はその後方に位置するため、収納力に関してはそもそも不利な構造をしています。

 ベースになったN-BOXのレイアウトがそうだったから仕方がないのですが、その厳しい制約がエンジニア魂に火をつけたらしく、開発陣は極小住宅の匠のごとくリフォームを開始。「1mmの無駄もなくスペースを使い切る!」と執念を燃やした結果、このクルマが出来上がったのです。

 なにより最初に「なんということでしょう!」と感嘆したくなるのが、開けっぴろげにもほどがあるドアです。助手席側は90度近くまで開き、後部のスライドドアを全開にすれば最大1580mmの開口部が出現。しかもそこにはセンターピラーがないため、大きな荷物の積み下ろしも楽に行うことができるのです。

強度も申し分ない後部スライドドアを全開にすれば最大1580mmの開口部が出現

 それで車体の剛性や安全性は大丈夫なの? と思った人はなかなか鋭い。しかし安心してください。それぞれのドアにはピラーの強度に相当する鋼板が入れられ、側面衝突に備えられているというわけです。

 また、テールゲートを開くと地上からの高さは1890mm(ハイルーフ仕様車)もあり、横と後ろの「ダブルビッグ大開口」によって自在な動線を確保。作業効率のアップが図られています。

N-VANの使い勝手を画像でチェック(15枚)

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