販売好調! ホンダ渾身の作「Nバン」使い勝手を徹底検証
バイク乗りも注目! 様々なシーンでバイクの活用が現実的に!
ところで話は急展開しますが、世の中の男子はだいたいサンダーバードやヤッターマンが好きなはずです。このふたつの共通しているのは、メカの中からメカが出てくるマトリョーシカ的なギミックで、あれを見て心が躍らない男子にはいまだかつて出会ったことがありません。
で、なにが言いたいのかと言えばN-VANならその夢が叶いますよ、というのが今回の主題です。
実はバイクを積載するトランスポーターとしてN-VANに注目が集まっているのをご存じでしょうか? その世界ではトヨタのハイエース、そして日産のキャラバンが不動の2大エースとして君臨しているわけですが、使用頻度がそれほど高くないユーザーにとっては、日常の利便性や維持費の面で足かせになっているケースも少なくないようです。
軽商用車のN-VANならそうした問題がクリアになる可能性がある一方、もちろんバイクが積めなきゃ元も子もありません。そこでいろいろな人にリサーチしてみると、CRF125やクロスカブ110といった小型2輪は楽勝で(そのうえで2名乗車が可能)、サーキット走行を楽しむ人が多いCBR1000RRも難なく積載。フルサイズと呼ばれるCRF450Rなどのモトクロッサーや、全長の長いレブル500、CB1300SFといった大型車も斜めにアプローチすれば収まることが確認できています。
そして、荷室に入っても意外と困るのがバイクの固定方法です。ところがN-VANの床には350kgの負荷に対応するフックが8ヶ所も備えられ、トランスポーターとしてのおもてなしも完璧。積載状態の写真がたくさん用意できればよかったのですが、現在は2輪業界の人達がいろいろとチャレンジしてくれているため、ぜひ検索してみてください。きっと多彩な積載パターンが見られるはずです。
「トランスポーターと聞くと競技色が強いですが、たとえば渓流釣りとの相性もよさそうです。クロスカブ110を積んで山に入り、車中泊をしてから翌朝バイクでポイントを目指す。軽バンとバイクはいずれも高い機動力を持っていますからどんどん遊びに活用して頂きたいですね」と前出の山口さん。
もちろん、大型バイクになればなるほど安全性や法規にも関わってくるため、収まればいいというものではありません。また、リヤの開口部が完全なスクエアではないことが積み降ろしの際にネックになる可能性がありますが、想像するだけでも夢があります。
N-VANで始めるトランポ生活。2輪も4輪も手掛けるメーカーだからこそ広がる、ひとつのライフスタイルとしていかがでしょう。
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