斬新「ちいさいスカイラインGT-R!?」にファン驚愕! 2シーター&2ドアの“めちゃ短いスポーツカー”がスゴすぎる! スズキの軽で「R32型」を再現したTRA京都「ポケットバニー」とは!
「東京オートサロン2026」ではスズキ「ツイン」ベースのカスタムカーが熱い視線を浴びました。「ちいさいスカイラインGT-R」と呼ぶにふさわしい、遊び心とクオリティが融合した衝撃の一台に迫ります。
斬新「ちいさいスカイラインGT-R!?」にファン驚愕!
2026年1月9日から11日まで開催された「東京オートサロン2026」の会場には。多くのカスタムカーがところ狭しと並べられ、多数の来場者で賑わっていました。
そんなカスタムカーの中でも、ひときわ来場者の目を引き付けていたのが、「TRA京都」ブースに展示されていた「POCKETBUNNY TWIN R32(ポケットバニー ツイン R32)」です。
一体どのようなモデルなのでしょうか。
「HARDCORE TOKYO」とTRA京都のコラボレーションが生み出したポケットバニー ツイン R32ですが、製作を手掛けたTRA京都は、「ロケットバニー」や「パンデム」といった世界的なブランドを展開するメーカーです。
その卓越したエアロパーツのセンスとクオリティは、カスタムカー業界でも広く認められており、今作もその技術が遺憾なく発揮されています。

そして、車両に「R32」という名称がついていることからもわかるように、R32型の「スカイラインGT-R」をモチーフとし、アニメやマンガに登場するクルマのようにデフォルメしたヤンチャでかわいらしいスタイルが最大の特徴です。
ベース車はスカイラインGT-Rではなく、2003年から2005年までスズキが販売していた軽自動車の「ツイン」です。軽自動車規格のなかでも全長2735mmという圧倒的な短さが最大の特徴で、2人分のシートのみを備えた、いわば「マイクロシティコミューター」とも呼べる存在でした。
一見するとベースがツインであるとは到底信じられないほど、驚きの仕上がりを見せている車両です。
しかし、細部をよく観察すると、ドアやキャビン、ガラス類などはツインのパーツをそのまま使用していることが分かります。
真横から眺めてみれば、その独特なシルエットにベース車の面影を見つけることができるかもしれません。
ツインは一見すると一般的なハッチバック(荷室のドアが大きく開くタイプ)のように見えますが、実はリアウインドウのガラス部分だけが跳ね上がる特殊な構造を採用しています。
そのため、ボディの後ろ側を延長してスカイラインのような「ノッチバック(トランクがある形)」風に作り変えても、開口部であるガラスの開閉を妨げることがありません。こうしたベース車の利点を活かすことで、無理のないカスタムが可能となっているのも大きなポイントです。
この車両の最大の特徴は、スカイラインGT-R(R32)の面影を忠実に再現しながらも、あえて実車のパーツを流用していない点にあります。
実は、極端に短いツインのボディに合わせてデザインを「デフォルメ」しているため、ヘッドライトやテールランプといった灯火類もR32の純正品は一切使用していません。あくまで「R32に見えるよう、絶妙なバランスで新造された」オリジナルのパーツを備えることで、この独特なプロポーションを実現しました。
展示車両の足元を飾るのは、旧車ファンにはたまらない15インチの「RSワタナベ・エイトスポーク」です。
そのホイールの隙間からは「APGパフォーマンス」製の大型ブレーキキャリパーが顔をのぞかせており、単なるドレスアップカーにとどまらない、ハイパフォーマンスな走りを感じさせる仕上がりとなっていました。
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展示時点でのパワートレインはまだベース車のままでしたが、今後はさらなるチューニングが施される可能性も秘めているようです。
注目のボディキットについては、オートサロン会場では詳細未定とされていましたが、現在は12点のパーツセットで115万円という価格が発表されています。
“一味違うツイン”を楽しみたい人はもちろん、R32スカイラインGT-Rオーナーの遊び心あふれるセカンドカーとしても、検討してみる価値は大いにありそうです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。






























