恐怖!? 「レクサス車」の盗難が“急増”中! たった“2週間”足らずで「5台」も被害に! 悪質な「巧妙手口」で盗られることも… 「見せる対策&見せない対策を」 茨城県警が注意呼びかけ
茨城県警は公式SNSで、2026年に入り「レクサス車」の盗難事件が多発していると発表しました。一体何があったのでしょうか。
2週間足らずで「5台」盗まれている茨城県
茨城県警は2026年1月20日、公式SNSを更新。2026年に入り、「レクサス車」の盗難事件が5件発生したと発表しました。
一体どういうことなのでしょうか。
近年は、新車にセキュリティ装置や盗難防止装置が装備されていることや、市中の防犯カメラ設置などが進んだことで、自動車の盗難(以下、自動車盗)は2000年代なかばのピークから1割になるなど、大幅に減少しました。
しかし、最新の2024年のデータにおいて6080件(警察庁発表)も発生している現状があります。
また、自動車盗自体の傾向にも変化があり、かつては盗んだクルマを強盗など、別の犯罪に使うという「手段」だったのが、海外で中古車として売りさばくために盗むという「目的」に変わってきています。
盗んだクルマはアジアやアフリカ、中東などの地域へ輸出することが多く、こうした地域で金になるモデルにターゲットを絞り、輸出しやすい海に近い地域で活動しています。
具体的な車種としては、豪華なクルマが支持される中東地域で人気のトヨタ「ランドクルーザー」シリーズや「アルファード」、レクサス「LX」「RX」などは狙われるリスクが非常に高く、車名別の発生状況ではトップクラスとなります。
このほか東南アジア地域で実用の道具として人気のトヨタ「プリウス」「ハイエース」や、三菱ふそうやいすゞ、日野の大型トラック、田畑や納屋にそのまま停めるなど、警戒されにくい軽トラックの盗難も多発しています。
一度盗まれたクルマは即座に偽造ナンバープレートを装着して追跡をかわし、すぐにコンテナ詰めや解体の作業を行う「ヤード」に持っていかれ、即日輸出に向けての作業が開始されるので、取り戻すことはほぼ不可能です。
また、盗難そのものの行為や輸出後の販売などには反社会的勢力が関わっているとの見方もあり、盗難を許すとそうした組織への資金源になる可能性もあります。

さて、今回茨城県警は公式SNSで、【レクサス車の盗難に注意】と題し、年初から県内で「レクサス車」をねらった犯行が多発していると明らかにしました。
1月1日から1月13日までに、計5台のレクサス車が被害にあっているといいます。
車種の内訳は、大型セダン「LS」が2台、大型SUV LXが1台、大型SUV GXが1台、大型ミニバン「LM」1台が被害にあっています。これらのクルマは県南のつくば市、牛久市、県西の桜川市に置いてありました。
前述のように、中東地域でレクサス車が人気であり、なかでもLS、LX、LMといったフラッグシップ系モデルに集中しています。
特に、最新モデルであるLMも盗まれていることは、窃盗団は最新モデルのセキュリティ装置を解除できるということなので、標準装備のセキュリティでは刃が立たないことを示しています。
近年は、スマートキーの電波をキャッチして増幅する違法機器を使った「リレーアタック」や、バンパーやドアなどに穴を開け、車体内部の車両コントロール配線に違法機器を割り込ませてエンジン始動と解錠を行う「CANインベーダー」などが主流で、犯行も巧妙化しています。
なお、茨城県警では投稿で、7つの盗難防止策を提案。「見せる対策」と「見せない対策」の2つの対策を取るように促しています。
具体的には、窃盗団からあえて見えるように設置する「強固なステアリング・タイヤ・ブレーキペダルの固定装置」「タイヤ・ホイール盗難防止ナット」「ナンバープレート盗難防止ネジ」「盗難防止ポールまたは門扉」「防犯カメラ・センサーライト」があります。
見せない対策は、「隠しスイッチ・イモビライザー・振動感知式警報装置・GPS装置」「CANガード」など、盗まれても居場所を追跡できたり、不正に解錠しても車両を動かなくさせる電子制御機器、ロック解除やエンジン始動を行う不正機器の接続を防ぐものなどの設置です。
県警は「年初から県内でレクサス車の盗難被害 が増えていますのでご注意ください。愛車を守るためには、見せる対策、見えない対策の複数対策!
現在、県警では違法ヤードへの取締りを強化しています。夜な夜な車が出入りしているヤードなど、情報をお寄せ下さい。」と警鐘を鳴らすとともに、情報提供を呼びかけています。






























