1リッターで「47km」走るトヨタ車!「プリウス」超える“超低燃費”実現した「コンパクトカー」が魅力的! “軽油”で走る斬新「2気筒エンジン」搭載! 軽量ボディに“独自技術”採用した「ハッチバック」“ES3”とは!

トヨタが燃費効率を極限まで追求した「ES3」とは、一体どのようなコンパクトカーなのでしょうか。

1リッターで「47km」走るトヨタ車が魅力的!

 2026年1月9日から11日にかけて幕張メッセで開催された「東京オートサロン2026」では、最新のカスタムカーやコンセプトモデルが多数展示され、自動車ファンの関心を集めました。

 こうした華やかなショーの歴史を振り返ると、過去に提示されたコンセプトカーの中にも、現代の視点においてなお重要な意味を持つモデルが存在します。

1リッターで「47km」走るトヨタ車が魅力的!
1リッターで「47km」走るトヨタ車が魅力的!

 今回は、トヨタが2001年の「第35回東京モーターショー」で初公開したコンパクトカー「ES3(イーエスキュービック)」を取り上げ、その技術的な特徴と開発思想を振り返ります。

 ES3は、当時のトヨタが掲げた「夢のある新しいモビリティライフ」というテーマを具現化したコンセプトモデルであり、環境性能と燃費効率を極限まで追求するために開発されました。

 その開発目標は、当時から予測されていた将来的な環境規制の強化やハイブリッド車の普及を見据えたもので、結果として欧州NEDC測定モードにおいてリッターあたり47km(当時の社内測定値)という数値を記録。

 これは現在の基準に照らし合わせても最高水準に位置する燃費性能です。

 この高い効率性を実現するために、開発チームは「軽量化」「走行抵抗の低減」「パワートレインの効率向上」「熱マネージメント」「節電」という5つの要素に注力しました。

 車体構造にはアルミニウムと樹脂素材を積極的に採用することで、車両重量をわずか700kgにまで軽量化。

 ボディサイズは全長3520mm×全幅1630mm×全高1460mmと、大人4人が乗車できる実用的なコンパクトさを維持しながら、徹底した空力処理によりCd値(空気抵抗係数)0.23という数値を達成しています。

 パワートレインには、当時新開発とされた1リッター2気筒エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせたユニットが搭載されました。

 トルク特性に優れたロングストローク型のエンジンを採用することで、効率的な走行を可能にしています。

 また、環境負荷の低減技術として、排ガス浄化触媒システム「DPNR」を採用し、クリーンな排気を追求。

 さらに、リサイクル性に優れた「TSOP(トヨタスーパーオレフィンポリマー)」の改良版や、植物由来の生分解性樹脂(バイオプラスチック)を内装材などに使用し、製造から廃棄に至るライフサイクル全体での環境負荷低減が図られました。

 デザイン面においても機能性が追求されており、エクステリアは後方へ向かって絞り込まれるルーフラインやフラットなフロア形状により、空力性能を視覚的にも表現。

 インテリアは、補強材であるアルミのリインホースメントをあえてインストルメントパネルの一部として見せる意匠や、視認性を高めた透過式センターメーター、手元で操作可能なスイッチ類の配置など、合理的かつ未来的な空間が提案されました。

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 このES3自体は市販化に至りませんでしたが、そこで培われた軽量化技術や空力設計、そして極限まで効率を追求するエンジニアリングの知見は、その後の「プリウス」や「アクア」といった量産ハイブリッド車に継承されています。

 20年以上前に提示されたこのコンセプトカーは、現代の電動化社会における環境技術の礎の一つとして、自動車史にその名を残したのです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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