トヨタの「“新型”カローラ」がスゴい! 全長4.7m級「堂々ボディ」に斬新「サメ顔」採用! リッター23km走る「中国向け新モデル」の正体とは

2025年11月、トヨタと中国第一汽車集団の合弁会社「一汽トヨタ」は新型セダン「カローラ」を発表しました。日本とは異なる仕様やデザインのようですが、どのようなモデルなのでしょうか。

日本の「カローラ」とはどう違う!?

 トヨタの看板車種であり、世界で最も売れている乗用車のひとつである「カローラ」の最新モデルが中国で公開され、その変貌ぶりが大きな話題を呼んでいます。

 今回、トヨタと中国第一汽車集団の合弁会社である「一汽トヨタ」が2025年11月に発表した新型カローラは、現行型の12代目モデルをベースに大幅な刷新を施したものです。

 デザイン、ボディサイズ、そして燃費性能のすべてにおいて「スタンダード」の枠を超えた進化を遂げています。

最新“サメ顔”の「新カローラ」!?
最新“サメ顔”の「新カローラ」!?

 カローラは1966年の初代誕生から約60年にわたり、時代ごとの「国民車」として進化を続けてきました。

 現行の12代目モデルは2018年にまず「カローラスポーツ(ハッチバック)」が登場し、その後2019年から「カローラ(セダン)」、「カローラツーリング(ワゴン)」が、そして2021年にSUVタイプ「カローラクロス」がそれぞれ追加されています。

 しかし、巨大なセダン需要を抱える中国市場では、日本国内仕様とは異なる独自の進化を続けており、今回の新型モデルもその流れを象徴する一台となっています。

 新型モデルの最大の特徴は、ひと目で「最新世代のトヨタ車」と認識させるアグレッシブなエクステリアデザインです。

 フロントマスクには、最新の「プリウス」や「クラウン」にも採用されている「ハンマーヘッド」を彷彿とさせる、鋭い眼光の「サメ顔」が取り入れられ、これまでのカローラが持っていた落ち着きのある実用車としてのイメージを一新し、より未来的でスポーティな印象を際立たせています。

 この大胆な意匠変更により、中国市場における若年層ユーザーへの訴求力を高める狙いが見て取れます。

 ボディサイズについても大幅な大型化が図られました。新型カローラは全長4.7メートル級(4710mm)という、従来のコンパクトセダンの枠を超えてミドルサイズセダンに匹敵する堂々とした体躯を手に入れています。

 日本仕様の現行カローラ(セダン)の全長が4495mmであることを考えると、その差は歴然です。

 この「大きめボディ」の採用により、後部座席の居住性やラゲッジスペースの余裕がさらに拡大され、中国市場で重視される「車内のゆとり」と「ステータス性」が同時に強化されました。

 パワートレインの面では、高い走行性能と環境性能を両立させています。

 注目されているのは、1.8リッターエンジンとモーターを組み合わせたHEV(ハイブリッド)モデルで、最新の燃費制御技術により「1リッターあたり約23km」という低燃費性能を実現しました。

 これは環境意識が高まる中国市場においても強力な武器となります。

 さらに高性能な2リッターガソリンエンジンを搭載するモデルも設定されるなど、多様なユーザーニーズに応える幅広いラインナップが用意されています。

 内装についても、質感の向上が図られました。

 最新のマルチメディアシステムや大型ディスプレイの搭載はもちろんのこと、シート素材や各部のパネルの仕上げにこだわり、上級セダンに引けを取らない上質な空間が構築されています。

 広い室内空間と相まって、移動の時間を「心地よさ」に変えるカローラらしい配慮が貫かれています。

※ ※ ※

 中国で発表されたこの新型カローラは、単なるマイナーチェンジの枠を超えた、次世代カローラへの布石とも言える完成度を見せています。

 世界中を走るカローラの進化は、常に自動車の「スタンダード」がどこにあるのかを私たちに教えてくれます。

 最新の技術と大胆なデザインをまとった今回の新型モデルが、中国という激戦区でどのような存在感を示すのか、そしてこの進化が将来の日本仕様にどのような影響を与えるのか、今後の動向から目が離せません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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