三菱「“新”ゴツ顔ミニバン」登場! スゴい四駆×車高アップで“悪路走破性”向上! 19年目に大刷新した新型「デリカD:5」のカスタム仕様“アルティメットギア”とは
三菱自動車は、東京オートサロン2026においてカスタムカー「デリカD:5アルティメットギア」を初公開しました。どんな内容で、どんな狙いがあったのかを、三菱自動車ブースにいたデザイナーさんに話を聞いてみました。
マイナーチェンジの方向性をより伸ばした内容
三菱自動車は東京オートサロン2026に「デリカ祭り~遊び心を解き放て~」をテーマに出展し、「デリカD:5」や「デリカミニ」を中心としたカスタムカー11台を出品しました。
その中で、最もハードなカスタムが施されていたのが「デリカD:5アルティメットギア」です。
「ちょうど今日(東京オートサロン2026が開幕した2026年1月9日)、マイナーチェンジしたデリカD:5が発売になったんです。今回のマイナーチェンジでは、よりラギッドなデザインになって、ギア感が戻っています。その新しいデリカD:5のイメージをより延長したものがアルティメットギアとなります」というのは、三菱自動車ブースにて説明を行っていたデザインの担当者です。

デリカD:5アルティメットギアは、デリカD:5のタフさを磨き上げ、悪路でも突き進んでゆく力強さを表現したモデルと説明されています。
30mmのリフトアップサスペンションをはじめ、フロントとリアのバンパーガード、エンジンガードなどを装着。また、ランプ付きのルーフラックやホイールなど、数多くの内外装パーツを装着し、オフロード仕様に仕上げられています。
しかし、それでも最大の特徴と言えるのが、ざらざらとした質感が特徴的なラプター塗装です。
「もともとは、北米などのピックアップトラックの荷室の床面等に使われていた塗装なんです。塗装面が厚くて強く、傷つきにくいのが特徴です。ノーマルのムーンストーングレーに似た色に仕上げています。デリカD:5のリブボーンフレームを、より強調するようにブラックとの2トーンにしています」とデザイナーさん。
「実は、グラフィックにも遊び心を表現しています。ボディサイドにあるサイバー調のグラフィックをよく見てください。何か気づきませんか?」と言われてよくよく見ると……、「なんのことでしょうか?」、「ほら、顔を横に傾けて見れば……」と言われて、ようやく気付きました。
なんと、縦書きに「デリカ」とカタカナで書いてあるではありませんか!
まさにブースのコンセプトどおり「遊び心を解き放たれた」内容であったのです。
ちなみに、今回のマイナーチェンジでデリカD:5は、4WD制御がより進化しています。オフロードで、より自由自在な走りができるようになっています。
そんな進化を表現したのがデリカD:5アルティメットギアと言えるでしょう。マイナーチェンジしたデリカD:5は2025年12月からの先行予約で、すでに約7000台の受注を獲得していますが、それでも納期は2か月ほどであり、社長は東京オートサロン2026のプレスカンファレンスでは「極力お待たせしないようにいたします」と説明していました。
現行モデル登場から19年目を迎えたデリカD:5ですが、まだまだ高い人気を維持しそうな気配です。
Writer: 鈴木ケンイチ
1966年生まれ。國學院大学経済学部卒業後、雑誌編集者を経て独立。自動車専門誌を中心に一般誌やインターネット媒体などで執筆活動を行う。特にインタビューを得意とし、ユーザーやショップ・スタッフ、開発者などへの取材を数多く経験。モータースポーツは自身が楽しむ“遊び”として、ナンバー付きや耐久など草レースを中心に積極的に参加。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを、分かりやすく説明するように、日々努力している。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。






































