マッチこと「近藤真彦」の“愛車”「40年前の日産車」実車公開! まさかの「ニコイチ」で“MT化”!? 「可愛すぎる」の声もある「赤いコンパクトカー」とは

2026年1月17日、近藤真彦監督率いるKONDOレーシング主催の「第13回イイコトチャレンジ」が横浜・日産スタジアムで開催されました。会場には東京オートサロン2026で話題となった「マッチのマーチ」が登場。日産自動車大学校の学生が「AT車をMT化」したという異色のレストア車両について、近藤真彦氏がそのこだわりを語りました。

「1分の1のプラモデル」 マッチが語るレストア秘話

 近藤真彦監督率いるKONDOレーシングが主催するマラソンイベント「第13回イイコトチャレンジ」が2026年1月17日、横浜市の日産スタジアムで開催されました。

 その会場の一角に、ひと際注目を集める赤いコンパクトカーが展示されました。

 東京オートサロン2026で披露され、往年のファンを熱狂させたマッチこと近藤真彦氏の愛車「マッチのマーチ」です。

 今回展示された車両は、単に40年前の古いクルマを綺麗に塗り直しただけではありません。

 実は、近藤真彦氏の「レースをやっている人間として、どうしてもマニュアル(MT)で乗りたい」という強いこだわりを実現するため、非常に手間のかかる大改造が施されているのです。

横浜・日産スタジアムで開催された「イイコトチャレンジ」に、あの「マッチのマーチ」が登場!
横浜・日産スタジアムで開催された「イイコトチャレンジ」に、あの「マッチのマーチ」が登場!

 ベースとなったのは、近藤氏が個人売買で入手したオートマチック(AT)の赤いマーチでした。

 そこに、別途部品取り用に購入した白いマーチ(MT車)から、エンジン、トランスミッション、足回り、さらには電装系のハーネス類に至るまでを総移植。

 いわゆる“ニコイチ”の手法を用いて、理想の「赤いマニュアルのマーチ」をゼロから組み上げたのです。

 製作期間は約1年。作業を担当したのは、全国の日産・自動車大学校から選抜された学生たちでした。

 近藤真彦氏は完成した愛車について、興奮気味にこう語ります。

「学生たちの執着心がすごいんです。サビもへこみも全部直してくれて、普段は見えない下回りまでピカピカにしてくれました。

 今のクルマは電子制御の塊ですが、この時代のクルマは機械仕掛け。彼らにとってこれは、実物大の『1/1プラモデル』だったんだと思います」

 現代のクルマでは失われつつある、1.0リッターの小排気量エンジンを3ペダルのマニュアルで操る感覚。

 近藤真彦氏はインタビューの中で、「これはぜひ記事にしてほしい」と前置きし、このクルマに込めた思いを熱弁しました。

「今のクルマって、移動手段として便利になりすぎていて、A地点からB地点への移動の『間』にある楽しみを味わえていない気がするんです。

 オートマチックが当たり前になって、ドライブの楽しみが薄れているんじゃないかと。

 でも、このマーチは違います。自分で操っている感覚があって、乗っていて可愛くてしょうがないんです」

 オートマチック全盛の今だからこそ、あえて不便さを楽しむ。

 そんなクルマ好きの原点が、この小さなボディには詰まっているといいます。

 なお、この「マッチのマーチ」は今後、2026年2月から横浜の日産グローバル本社ギャラリーでの展示が決定しています。

 さらにその後は、京都の日産ディーラーでの展示も予定されているとのこと。

 近藤真彦氏は「しばらく手元に帰ってこなくてもいいから、全国をキャラバンしてほしい」と語っており、令和に蘇った名車が全国のファンの元へ「運転の楽しさ」を届ける旅に出ることになりそうです。

【画像】超カッコいい! これがマッチこと「近藤真彦」の“愛車”です! 画像で見る(36枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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