斬新顔のホンダ新型「フィット」発表! デザインに賛否両論!? 中国現地の声は? 限定3000台の背景は

ホンダの主力コンパクト「フィット」が、中国で衝撃のマイナーチェンジを遂げました。2026年1月15日に登場した新型は、流行の2段式ライト採用で顔つきを激変。そのデザインに対して現地中国では厳しい声も上がっています。その変貌ぶりと現地の反応を解説します。

ホンダ「フィット」が“顔面激変”!? 斬新「2段ライト」に現地の声は?

 ホンダの「フィット」が中国で刷新されましたが、現地の消費者はどう反応しているのでしょうか。

 中国市場でのフィットは広汽ホンダがを取り扱っています。

 2026年1月15日には中国でフィットがマイナーチェンジされ、主にエクステリアデザインが大きく刷新されました。

 フロントマスクはシャープな直線を描くデイライトを基調に、その下にはヘッドライトユニットを配置、昨今の流行りである別体型のライト構成となります。

 また、フロント下部のグリルもより大きな台形へと変更されました。

 ボディサイズは全長4169 mm x 全幅1694 mm x 全高1537 mmとわずかに全長が長くなったものの、ホイールベースは2530 mmから変更はなく、エンジンも以前と同じL15C型1.5リッター直列4気筒エンジンとなります。

 内装は10.1インチディスプレイをダッシュボードに搭載するほか、Apple CarPlayやHuawei HiCarといったスマートフォン連携機能を特徴です。

 また、グレード体系が大きく変更され、以前の5グレードから単一グレードへ集約、そしてボディカラーは「ホワイト」「イエロー」「ブルー」の3色のみとなります。

 販売台数は中国全土で3000台に限定するとしていますが、これはフィットの販売台数が下落傾向にあり、これ以上の販売改善が見込めないことを鑑みての戦略でしょう。

 新型フィットは正式発表前からその姿が明らかとなっていましたが、すでにその段階でデザインに対する厳しい意見が中国のネット上では見受けられました。

日本仕様とは全然違う顔に…!中国現地の反響は?
日本仕様とは全然違う顔に…!中国現地の反響は?

 以前のフィットには可愛らしさがあっただけに、新しいデザインは不細工と評されており、「改悪」とまでしている声も。

 かつては中国でもフィットは人気でしたが、よりコストパフォーマンスに優れた競合他社のEVが投入されたことにより、フィットの競争力は次第に低下していきました。

 2025年半ばからは月間販売台数が100台を切るようになり、10月は3台、11月はついに0台を記録しました。

 新型フィットの価格は日本の感覚からすれば安いですが、一方で装備を考えるとそこまでお得感のない内容と言われています。

 ホイールはアルミではなくスチールにホイールキャップを被せており、サンルーフの設定もなく、運転支援機能用のレーダーもない。

 内装では座席中央のアームレストがないこともマイナスと捉えられており、それでいてメーカー希望小売価格は6.68万元(約151.8万円)、保険や税金を合わせると8万元(約182万円)前後になるのは高すぎるとのこと。

 中国の販売台数ランキングトップ10常連の「ジーリー 星願」や「BYD シーガル」といったコンパクトBEVと肩を並べる価格ではありますが、それらほどの魅力的な装備や機能はなく、厳しい戦いになることでしょう。

 簡素な装備なのでトランスミッションをマニュアルにしていれば、3000台はすぐに売り切れるだろうという声も見られました。

 確かに安くて小さいマニュアル車を求める消費者層はありますが、今回の新型フィットはCVTのみなので、そういった需要には合致しません。

 中国市場でのホンダの売れ行きは不調で、2025年12月は前年同月比36.2%減の5.98万台を販売しました。

 2025年通年の販売台数は35.19万台となりましたが、これは前年同期比25.2%の減少となります。2023年は123.4万台、2024年は85.2万台を売り上げていたことを考えると、販売の落ち込みが激しいことがわかります。

 今の販売を支えているのはかねてからの売れ筋で、毎月1万8000台前後を売り上げる「アコード(広汽ホンダ)」と「CR-V(東風ホンダ)」ですが、この状況もいつまで続くかはわかりません。

 中国でのカスタマーを蔑ろにしないためにも、起死回生となる安価な新型EVの投入が期待されます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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