約115万円の値引き!? ホンダ新型「ミドルSUV」発表! ハニカムグリル採用で顔面刷新!? 中国「HR-V」何が変わった?
ホンダは、2026年1月8日にマイナーチェンジを遂げた「HR-V」を中国で発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
HR-Vは顔が変わった? 細かな違いとは?
中国で販売されているHR-VはZR-Vに対する姉妹車となり、主にフロントマスクが大きく異なります。
ZR-Vは日本でもお馴染みの小さめな台形のグリルを有する一方、HR-VではコンパクトSUV「WR-V」のような大きめのグリルをフロントの高い位置に配置しています。
また、ドアのサイドにはZR-Vにない黒樹脂のラインが入っていたり、リアのテールライトの意匠が異なったりと、そのほかにもいくつかの違いがあります。
スポーティな印象のZR-Vに対しに、HR-VはよりオーソドックスなSUVという印象を演出しています。
この度発売されたマイナーチェンジモデルのHR-Vはフロントグリルに専用設計のものを採用しており、ハニカム構造のデザインが若々しさを演出しています。
中国では日本と同じく、LFC型2.0L直列4気筒i-VTECエンジンを搭載する「e:HEV」と、L15C型1.5L直列4気筒i-VTECターボエンジンを搭載する「240 TURBO」が展開されている一方、4WDモデルが中国向けには存在しないなど、細かな展開の違いも見られます。
2種類のパワートレインのうち、この度刷新されたのは240 TURBOモデルのみとなります。
インテリアは日本向けZR-Vと同じく、上位グレードで10.2インチデジタルグラフィックメーターに加え、中央の10.1インチディスプレイを装備します。
シフトセレクターも日本同様、e:HEVモデルではボタン式なのに対しに、240 TURBOモデルではレバー形状になっています。
そのほか、レベル2の運転支援機能に対応するHonda SENSINGや、スマートフォンとの連携機能を強化させたHonda CONNECT 3.0といった、中国の消費者から注目の高い先進機能を特徴としています。
マイナーチェンジを機にグレードも刷新され、これまでのグレードよりも安い「Pro版」「Max版」が新たに追加されました。

価格帯は15.99-17.99万元(約362.9-399.2万円)となりますが、期間限定で5万元(約115万円)の値引き策も展開しており、これにより実質的な販売価格は10.99-12.59万元(約240.3-285.7万円)となります。
参考までに、日本向けZR-Vのターボモデルは324.4-410.4万円で販売されているので、中国のほうがはるかに安い形となります。
中国市場でのホンダの売れ行きは不調で、2025年11月は前月比1.9%減、前年同月比では33.8%減を記録しました。
トヨタや日産と比べて電動化が遅れているだけでなく、肝入りの中国専売BEVは失敗と先行きが不安視されており、事業の立て直しが急務となっています。
HR-Vもかつては毎月5000台前後を販売していましたが、現在では600台前後にまで落ち込んでいます。
今回の刷新と値引きで販売台数は多少の回復が期待されますが、果たして効果はあるのでしょうか。
Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト
下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。
































































































