価格356万円! もはや別物!? スバル「“新”ワゴン」は“ピュアエンジン派”の最適解! 充実装備でスポーティ&利便性向上 「インプレッサSTI Performance Edition」とは?
スバルは、2026年1月9日、インプレッサの特別仕様車「STI Performance Edition」を発表し、カスタマイズカーの祭典である「東京オートサロン2026」にて、初公開しました。
「STI」パーツてんこ盛りでグレードアップ
スバルは、2026年1月9日、インプレッサの特別仕様車「STI Performance Edition」を発表し、カスタマイズカーの祭典である「東京オートサロン2026」にて、初公開しました。
同モデルは、5ドアハッチバックであるインプレッサに、モータースポーツで培った技術を取り入れたSTIパフォーマンスパーツを装着。ビジュアルと走りの両面でスポーティさを際立たせた“STIエントリーモデル”として企画された車両です。
ベースグレードは、ピュアエンジン車となる2リッター水平対向4気筒DOHCを搭載する「ST」とマイルドハイブリッド仕様の2リッター水平対向4気筒DOHCエンジン「e-BOXER」を搭載する「ST-H」の2種類を設定。トランスミッションは、現行型では全車搭載のCVT「リニアトロニック」である点は同様ですが、駆動方式は、AWDのみとなるのも特徴のひとつです。

特別装備となるSTIパーツは最大10アイテムで、ドレスアップとエアロダイナミクスを向上させるエアロパーツにおいては、「STI フロントアンダースポイラー(ブラック)」、「STI サイドアンダースポイラー(ブラック)」、「STI リヤサイドアンダースポイラー(ブラック)」、「STI ルーフスポイラー(STIロゴ入り)」の4点。
メカニズムでは、独自開発である走りのアイテムである補剛パーツとして、「STI フレキシブルタワーバー」と「STI フレキシブルドロースティフナーリヤ」が加えられます。
ドライバーの気持ちを高揚させるアイテムとしては、STIを象徴するチェリーレッドが印象的な「STI プッシュエンジンスイッチ」と、本革巻のシフトノブにチェリーレッドのステッチを添えた「STI CVTシフトノブ」、STIパーツ装着をアピールする「STI Performanceエンブレム」が装備されます。
さらに「PLUSパッケージ」として、低排圧化したパフォーマンス重視のマフラーである「STI パフォーマンスマフラー&ガーニッシュキット」を加えることも可能です。
STIパーツ以外の変更点もあり、エクステリアでは、STIパーツとのコーディネートとスポーティさの演出のため、ブラック塗装のフロントグリルバーを始め、サイドシルスポイラーとドアミラーもブラック化。足元の17インチアルミホイールも、ダークメタリック塗装に変更されています。
インテリアでは、STI風味を強めるべく、ステッチやトリムに赤系の色味を採用。シート生地を、ジャージとトリコットのコンビシートとし、色味もブラック/レッドの2トーン化。ステッチもシルバー&レッドとなります。さらに、レッドステッチのシフトブーツやカーボン調のインパネ加飾、ブラック化されたピラートリムなどの採用で、スポーティさを際立てています。さらにナビゲーション機能も標準化しており、利便性も向上されています。
本来、インプレッサのエントリーグレードとなる「ST」は、価格を抑えるべく、上位グレード比べ、装備が簡素でしたが、「ST Performance Edition」では、基本的な装備のアップグレードが図られているのも見過ごせないところです。
追加されたアイテムを抜粋して紹介すると、フルLEDヘッドライトを始めとするヘッドライト機能が上級モデルと同等になり、非設定のLEDフロントフォグランプも追加。快適機能としては、運転席と助手席のパワーシート、後席用USB電源、6スピーカーシステム、自動防眩ルームミラー、アルミパッド付スポーツペダルなどを標準化。装備内容がST-Hレベルまでアップされているのが、大きな特徴です。まさに“ピュアエンジン派”のスバルファンには嬉しい仕様といえるでしょう。
ボディカラーは、ベースグレード同様となる有償色を含めた7色を用意。価格は、ST STI Performance Editionが、ベース車のプラス55万4070円高の356万8070円、ST-H STI Performance Editionが、ベース車のプラス40万70円高の377万1570円となります。
さらにSTI Performance Edition PLUSパッケージ装着車だと、ST仕様が371万300円、ST-H仕様が391万3800円となります。STに割高感があるように思えますが、ST-H並みの装備に加え、ナビゲーション機能、STIパーツが加えられていることを鑑みれば、納得の内容と言えるでしょう。また標準車にSTIパーツを追加するよりも、10万円+αの割安な価格設定となっていることも見過ごせません。
スバルによれば、STIパーツを標準化したモデルを用意することで、より際立つスバル車ならではの走りの愉しさを味わってもらい、乗り手の運転を上手くするSTIパーツの魅力を知って欲しいとのことでした。
また、今回のグレード化によりディーラーオプションとなるカタログモデルとは異なり、標準化されたSTIパーツ分も残価設定に含めることができるので、最終支払い分となる残価を高め、月々の支払額を抑えることができるというメリットも生まれています。STIパーツに興味がある人、“自然吸気の水平対向エンジン”搭載車の充実装備仕様が欲しかった人には、打ってつけのモデルといえそうです。
Writer: 大音安弘(自動車ライター)
1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者へ。その後、フリーランスになり、現在は自動車雑誌やウェブを中心に活動中。主な活動媒体に『ナビカーズ』『オートカーデジタル』『オープナーズ』『日経トレンディネット』など。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。































