5312件増! 年末年始「クルマのトラブル」全国で8万8301件に! 連休終盤が最も増加する結果に JAFが発表
JAF(日本自動車連盟)は、2025年度の年末年始期間(2025年12月27日から2026年1月5日まで)におけるロードサービス受付件数の速報値を発表しました。全国で合計8万8301件に上り、前年同期と比べて5312件増加しています。
13.7秒に1件の割合で出動! 年末年始は「都市部」で増加傾向
JAF(日本自動車連盟)は2026年1月13日、2025年度の年末年始期間中(2025年12月27日から2026年1月5日まで)におけるロードサービスの受付件数を発表。件数は、全国で計8万8301件となりました。前年の8万2989件と比較すると、約106.4%と増加しています。
エリア別の傾向としては、郊外に比べて都市部での受付件数が増加。日別のピークを見ると、2026年1月5日が1万639件、次いで1月4日が1万468件となっており、連休の終盤にトラブルが集中したことが分かります。
JAFに寄せられる救援要請は、年間で229万件以上(2024年度)。これは約13.7秒に1件という驚異的なペースで隊員が出動している計算になります。

●出動理由1位は不動の「バッテリー上がり」! BEVでは「電欠」も
出動要請の内容はどのようなものが多いのでしょうか。
2024年度の通年データ(四輪・二輪合計)における出動理由TOP3は以下の通りです。
■2024年度 JAFロードサービス出動理由TOP3
1位:バッテリー上がり(97万2393件/42.37%)
2位:タイヤのパンク・バースト・エアー圧不足(46万7132件/20.35%)
3位:落輪・落込(13万3098件/5.8%)
これら上位3つだけで全体の約68%を占めています。ライトの消し忘れといった「うっかりミス」や、日頃のメンテナンス不足によるトラブルが目立つ結果となりました。
また、昨今普及が進むBEV(電気自動車)に限定したデータでは、1位がタイヤトラブル(31.3%)、2位が過放電バッテリー(20.4%)に続き、3位に「BEVの駆動用電池切れ(電欠)」(11.1%)がランクインしています。JAFではこれに対し、BEV充電装置の実証実験を全国47都道府県に拡大して実施するなど、新たなニーズへの対応を急いでいます。
●高速道路では「タイヤトラブル」が一般道の2倍に!
さらに、道路種別によってトラブルの内容には大きな差があることも浮き彫りになっています。
四輪車のタイヤトラブルについて、一般道路での構成比は約19.99%ですが、高速道路では42.27%にまで跳ね上がります。
高速道路では、高速での連続走行がタイヤに大きな負荷を与えます。特に空気圧が低下した状態で走行を続けると、タイヤが波打つように変形する「スタンディングウェーブ現象」が発生し、最終的にバースト(破裂)を招く恐れがあります。
バーストに至らないまでも、タイヤの構造が剥離する「セパレーション」を引き起こすなど、高速走行中のタイヤトラブルは重大な事故に直結しかねません。

※ ※ ※
JAFは「ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの連休は、救援要請が増加します。安全で楽しいドライブのために、お出かけ前の定期点検を心がけてほしい」と呼びかけています。
特にタイヤの空気圧やバッテリーの状態は、ドライバー自身でもチェック可能な項目です。目的地へ無事に到着するためにも、事前の「セルフチェック」が重要といえそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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