トランプ氏の「米国車が日本で売れてない!」発言が波紋… 実際「アメ車」は日本にアンマッチなのか? 過去には「日本特化モデル」導入で失敗も どうあるべきなのか

新たに米国大統領に就任したトランプ氏によると発言が物議を呼んでいますが、なかでも「我々は日本でまったく車を売っていない」というコメントは、自動車業界で波紋が広がっています。一体どういうことなのでしょうか。

記事ページへ戻る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。

3件のコメント

  1. トランプ氏の論調は解る。「車社会をけん引してきたのは我々アメリカだ、その我々の車を買わないのはケシカラン。輸入車には関税を掛け、我々の車を買い易いように導いてやろう」と言ったところか(個人の見解です)。だがしかし、皆さんはアメリカ車(アメ車)にどのような印象をお持ちだろうか。小生のPCでGOOGLEで「アメ車で」まで入力すると、「アメ車でかい」系の候補がわんさか出て来る。仰せの様に、アメ車はとにかくデカいと言うのが小生の最初の印象だ。相手国の道路事情を全く考慮して居ない大きい車両をそのまま持って来ても、狭い日本の道路ではもてあまされ、購入する人は少ないと思われる(当然そんなことは関係なくアメ車好きが居るのは承知して居ます)。また、当たり前のように左ハンドルしか選択肢が無かったり。その様な状況で、売れるのだろうか?そんな事情も有り、市場を切り捨て撤退したメーカも有ると聞く。それって本当に乗りたい車だろうか?その一言に尽きると思う。

  2. 元々日本のモータリゼーションは米国を手本にしてきたわけではなく、英国を手本にしてここまで発展してきました。(韓国が日本のモータリゼーションを手本にして自国自動車産業を発展させたのも同様です)

    太平洋戦争で連合国軍に敗れた後の日本の自動車産業はノックダウン生産から始まりました。技術提携により日産自動車がオースチン(英国)を手本に、いすゞ自動車はヒルマン(英国)を手本に自動車生産技術を覚えました。そんな理由で日本車は右ハンドル仕様です。欧米の中では英国が珍しく右ハンドルですね。

    その後となる昭和30年(1955年)、日本政府は低所得者層にも自動車を普及させようとして国民車構想を当時の通商産業省(現在の経済産業省)から発表。何社かの応募の末、富士重工業の提案車が採用されました。それがあの有名な名車スバル360の原型でした。その数年後にはTOYOTAから700ccのパブリカが発表されています。

    道路も日本の場合は車幅1690mmの自動車規格に合わせて各自治体は自動車用道路(一般道含む)を整備してきました。なので車幅が2トンロングボディのトラックよりも幅広い米国の大型クロカン4WDには不向きな道が日本の道路です。道路の規格自体が米国基準とは程遠いので米国の大型クロカン4WDが日本の道路に不向きな筈です。

    記事の中のTOYOTAキャバリエは米国シボレーのOEMでしたが当時は「楽ちんキャバリエ」のキャッチコピーで所ジョージ氏が愛犬と共にCM出演していました。当時はベースグレードで189万円位でしたか? 人気がないので5年の販売期間が短縮、4年で終わりました。その頃、キャバリエの中古車はヤフオクで5年落ち30万円台で売られていましたね。

    キャバリエは右ハンドル仕様に変更されていて、輸入後はTOYOTAが国内整備してから販売していた筈です。2400ccで車両価格189万円~でしたが、その造りは悪くなかったです。でも、あのぬぺっとしたデザインが当時の日本人には遭わなかったようです。ぬぺっとしたボディデザインの多い今なら、また話も違ったかもしれません。ぬぺっとしたボディデザインのいすゞのピアッツァ同様にこの世に出てくるのが数10年早かったようです。

    それでもアメ車は昭和の中頃~後半の時代では人気車種でした。ヤナセさんが米国から輸入して独自に整備と販売を行い、金持ちには人気を博していました。新しい時代順で言えば1990年代にはシボレーアストロは大人気で並行輸入物が多く入っています。シボレーカリプスもヤンキー日本人には大人気でした。1960年台は成金や企業の経営陣がお抱え運転手付きでGMのキャデラックやフォードの高級車を好き好んで乗り回していた時代です。

    過去の経緯を振り返ると「日本はアメ車を受け入れる余地がない」というのも狭義な視点かもしれません。

  3. 日本の評論家が書けば当然こういう論調になるのは当然で、むしろアメリカの評論家がどういう分析してるのかの方が興味がある。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー