150万円以下! スズキ「軽商用バン」は“オトナ2人”「寝られる」!? “車中泊女子”が実際に「寝て」みた
スズキの軽商用バン「スペーシア ベース」で「車中泊」は可能なのでしょうか。車中泊「95日連泊」で日本一周をしたことのある筆者が、実際に使い勝手を試してみました。
スズキの軽商用バン「スペーシア ベース」で「車中泊」は可能なのでしょうか。車中泊「95日連泊」で日本一周をしたことのある筆者が、実際に使い勝手を試してみました。
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手足上げて寝るんですか?疲れるWWWWWW
軽乗用車だろうが、ハイト系ワゴン貨物ナンバーだろうが、何をどうしたって寝るには無理があることを代車で痛感した。身長180cm近くある人にはそもそも長さが足りない。小柄な女性ではハスラーあたりでは上手くやってる人を見かけるが、とにかくシートを倒すと凹凸が酷くて駄目。凹凸を埋めるエアマットだけど用意するのに時間がかかる。撤収時にエア抜きが必要と時間のロスが酷い。寝るために必要なマットを増やすだけ荷物が増える。「できる」と「できなくもない」というのは別次元のこと。
軽で車中泊を頻繁にするなら、前席と後部(後席+ラゲッジ)が完全に独立した状態で、常に運転できるし後ろが寝床や部屋って考えなら軽バンほど理想的なものはないことは明らか。
それに軽バンの利点というものもある。軽乗用車やハイト系ワゴンのドライバーの視線の高さと、軽バン(エブリイやアトレー・ハイゼット)の視点の高さが頭1個ぶん以上高いので先の見通しが楽。
視線が高いとスピードは遅く感じ、目があまり疲れない。視線が低くなるほどスピード感は増して目が疲れる。
エブリイもとうとうハイゼットやアトレー同様にCVTになったことで軽バンというカテゴリは全体的に運転のストレスが軽減されている。4WDを必須としない人や地方ではかなりお安く乗り出しできるので、入門として軽バンを選択したら、たぶん、他の車種に乗り換えようとあまり思わないかも知れない。