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まあ、N-VANは昨日のコメントの通り狭いので無理にチョイスする必要はありませんよ。座席も華奢なので常連の整備工場には絶対買うなって言われるくらいですから。
見栄えよりも実を取るのが車中泊のベテランです。わざわざ車内の荷物や座席を再配置する余裕がないときもあるので、停める、運転席から荷室へ移動、すぐ寝られる。これ最強です。
去年の記事だけど、1年経って今日は3.11なので防災+車中泊避難という点で追加のコメントを。
単純に「キャンプ」という言葉だけを見ても、アウトドアによる夜遊びも、登山の拠点設営も、スポーツ選手の合宿も、戦争の野営地も、避難民施設もキャンプという言葉で括られているので、家以外のどこかで寝泊まりするという意味になるのであれば、キャンプでの快適な過ごし方の本質は実践以外に快適に過ごす方法もないのでは。
豪雪地帯じゃなければ、別に無理に車の中で寝なくても良くない?と思う。
フラット空間を作り出せる車以外は車中泊するよりも、外にテントを張ったほうが良いという点。車は座って過ごす場所に割り切る。寝るのはフラットなテントの中に敷いたマットとゆったりとした寝袋でしっかり休むことにする。
車は他にも電源として利用や、風上に車。風下にテントを張れば強風時に風よけになる。テントは固定で風向きが変われば車の方を移動するか、持ち上げて移動。くれぐれも風下にテントが在るときにエンジンを掛けないこと。排ガスがテントに入るので。
そもそも最初から防災を気にしている人は寝るには不向きな乗用車なんて乗らないから、無理に狭い車内を四苦八苦して寝床にする必要はないと思う。
それに普段から関心の無い人は形から入るだけで、装備を買っておいても使ったことがなく本番になってから苦労するだけ。こういうのはトライアル&エラーの連続で分かってくるものだから、一度酷い目に合わないと試行錯誤をしてみるという考えには至らないかと。大震災の度に思うのは、前回の地震の被害を他人事として見るか否か。事実、食料の備蓄をしている人が震災直後に食べるものがないとか、スーパーに並ぶ必要は無かったはず。
車中泊に適した市販車を持っていない人が車内を寝床にする工夫を考えるよりも、車に積めるグランドシート、テント、ウレタンマット寝袋、ランタンほか寝るときに必要であろう装備の人数分をリストアップし、年に何度か車でキャンプを経験してみる事を勧めたほうが良いのでは。
防災に備えるという曖昧な目標よりも、キャンプ慣れしておくという遊びの範疇から、災害時に経験が役立つという誘導のほうが正しいのかもしれない。