EVレース初参戦! 女性レーサーがヒョンデ「IONIQ 5 N」で挑んだ「もてぎ」デビュー戦を徹底リポート! 激闘の行方は?【PR】

レーシングドライバー織戸茉彩選手が、ヒョンデの高性能EV「アイオニック 5 N(IONIQ 5 N)」を相棒に、電気自動車(EV)による本格的なモータースポーツであるEV-GPデビューを果たしました。初めてのサーキット、初めてのEVレース。激闘の舞台裏をつづります。

決勝スタート! 意地と意地とがぶつかる追い上げ

 11周で争われる決勝で5番グリッド、クラス4位からスタートした織戸選手は、オープニングラップで同じクラスの45号車をオーバーテイクし、全体4位、クラス3位へとポジションを上げます。しかし、ここから45号車とバトルをすることに。2周目の2コーナーで並びかけられ、他のマシンの勢いにも押され全体6位、クラス4位へとポジションダウン。

多重バトルの渦中で一時は全体6位、クラス4位までポジションを落とす洗礼を浴びる。だが、この逆境が織戸選手の闘争心に火をつけた

 この激しいバトルの洗礼を受けた織戸選手は、ここから遠慮なしの猛追を開始。3周目で45号車をパスして全体5位、クラス3位へポジションアップします。しかし、他のクラスのマシンをパスし、ここから順位を上げていこうというところで、上位を走るマシンがマシントラブルによってストップしたため、いったんレースは赤旗中断となります。この段階で織戸選手は3位、クラス2位となりました。

さらなる上位進出を狙おうという矢先、上位車のトラブルによりレースは赤旗中断。この時点での順位は全体3位・クラス2位。予期せぬ展開となった

 2周減算され残り4周でレースは再開。リスタートで並ばれますがポジションをキープするために激しい攻防を繰り広げます。

 背後からのプレッシャーに耐えながら、再開3周目に全体2位のEV2クラスに接近し、5コーナーでオーバーテイクして全体2位へとポジションアップします。その後もファステストラップとなる2分16秒177を記録して猛追を続けますが、トップのマシンには追い付くことができず、織戸選手はクラス2位、全体2位でチェッカーを受けました。

予選を1秒以上も上回るファステストラップ「2分16秒177」という記録は、マシン性能と織戸選手の粘り強い走りが生んだ結果だ

笑顔がはじける! 表彰台のその先へ

 織戸選手は「初のもてぎ、初のEVグランプリ、初めてずくめのレースで2位に来られたのはラッキーな部分もありましたね。序盤はエネルギーマネジメントやバッテリー温度を気にして走行していましたが、赤旗中断でバッテリー温度が下がって残り容量的にも余裕があったので、レース再開後は全開でアタックしました」

「赤旗中断後は全開でアタックした」と激闘を振り返る織戸選手。初めてずくめの参戦でつかんだ総合2位という結果は、エネルギー管理とアイオニック 5 Nの確かなポテンシャルが導き出したものだ

 このように自身のレースを振り返ったあと、このレースシリーズとアイオニック 5 Nに関して感じた魅力についても話しました。

「自身として新しく挑戦するカテゴリーでしたが、とても楽しむことができました。バトルは熱かったのですが、パドックではピリピリしないアットホームな雰囲気がとても良いなと思いました。

初めて走るモビリティリゾートもてぎに苦戦しつつも、「楽しめている」と笑顔を見せる場面も。予選ではEV特有の熱管理という課題に直面したが、それを冷静に分析して決勝の戦略を組み立てた

 ヒョンデのオーナーさんたちが旗を持って応援に駆けつけてくださったのもうれしかったです。また、公道では快適に移動することが可能でありながら、こんなに本格的なレースを楽しめるアイオニック 5 Nの懐の深さもあらためて感じられました。このレースとアイオニック 5 Nの良さを、『HMJモータースポーツアンバサダー』としてもっと多くの人に広めていきたいです」

織戸選手はデビュー戦にして見事クラス2位(全体2位)を獲得! 赤旗中断という波乱を味方につけ、リスタート後にファステストラップをたたき出す激走を見せた。次戦、岡山国際サーキットでの戦いにも期待がかかる

 次戦は2026年6月20日に岡山国際サーキット(岡山県美作市)で開催予定。織戸選手は今回の2位表彰台という結果に満足することなく、「岡山も自身初のサーキットになるので、しっかりと準備して臨みたい」と闘志を燃やしていました。

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Writer: 西川昇吾

1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。大学時代から自動車ライターとしての活動をスタートさせる。現在は新車情報のほか、自動車に関するアイテムや文化、新技術や新サービスの記事執筆も手掛ける。また自身でのモータースポーツ活動もしており、その経験を基にした車両評価も行う。

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