知りたいのは長期間使ったタイヤの印象だ! 約1年半履いた横浜ゴムの「アドバンdB(デシベル)V553」で 新品時との差を正直リポートするぞ!【PR】
横浜ゴムの「アドバン デシベル V553(以下、ADVAN dB V553)」は、キャッチフレーズとして「上質な静粛性が持続するコンフォートタイヤ」が掲げられています。今回は、そのキャッチフレーズが真実なのかを検証するため、約1年半、2万キロ履いた「ADVAN dB V553」でドライブに出かけました。
新品と1年半使ったタイヤで印象は変わる? 長期履いたタイヤをリポート
今から約1年半前の2023年11月、筆者(伊藤梓)は、俳優やモデルとして活躍している相沢菜々子(あいざわななこ)ちゃんと一緒にドライブに出かけました。そのドライブがとても快適で楽しかったので、「また行きたいね~」とよくふたりで話していたのですが、なんとそれがまた実現することになりました!


今回の相棒はなんと、前回のドライブに使ったヴェルファイアで、まったく同じ個体なんです。前回は、フルモデルチェンジしたばかりの横浜ゴム「ADVAN dB V553」を装着してドライブに出かけましたが、実は前回履き替えたタイヤをそのままずっと履いているとのこと。
同じクルマ、同じタイヤで乗り続ければ、相応の経年劣化や残り溝の減少などいろいろと変化があるはずです。果たして、新品で装着したあの時から約1年半がたった今でも、あの頃と変わらずにドライブが楽しめるのでしょうか?
菜々子ちゃんとロングドライブを楽しみつつ、実際に使い続けた「ADVAN dB V553」の印象を確かめてみることにしました!

「ADVAN dB V553」はどんなタイヤなのかおさらいしよう!

まずは、横浜ゴム「ADVAN dB V553」の簡単なおさらいからいきましょう。
「ADVAN dB V553」は、前モデルV552の登場から約6年半ぶりのフルモデルチェンジを果たしたプレミアムコンフォートタイヤで、V552から静粛性や耐摩耗性などあらゆる性能を向上させており、そのコンセプトは「上質な静粛性が持続するプレミアムコンフォートタイヤ」となっています。

細かい技術を見てみると、新品状態の騒音エネルギーを前モデルから15%、さらに摩耗時には22%も低減させているとのこと。また、コンパウンド(ゴム)やパターンデザインを工夫することで、低燃費性能やウエット性能も進化させています。
さらに、横浜ゴム独自の電気自動車対応商品を示す「E+(イー・プラス)」マークもついており、これだけでもエンジンを搭載するクルマより気になりがちなロードノイズや、“電費”性能も高いのだろうなと想像できますよね。
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「ADVAN dB V553」は約2万キロ履いたのに驚きの耐摩耗性能!


まずは約1年半ぶりの再会となるヴェルファイアに乗り込む前に、あれから使い続けられてきたタイヤの状態を観察してみることにします。
見た目上はひび割れているようなところもなくきれいですが、それなりに走っていることもあり、均等に摩耗している様子が見てとれました。ヴェルファイアの走行距離を確認してみると、タイヤを履き替えてから2万kmほど走行距離が増えています。
タイヤの溝を専用のゲージで測ってみると、新品のタイヤは8.1mmだったのが、7.2mmまで減っていました。重量級のクルマかつ、約2万キロを走ったことを考えると、0.9mmしか減ってないというのは、耐摩耗性はかなり高いと言えるのではないでしょうか!?

片道約150キロのドライブで「ADVAN dB V553」をチェック!

都内の公園で待ち合わせしていると、きれいな新緑のなかから「あずさーん!」と菜々子ちゃんが登場。いつもどおり朝から元気いっぱいです(笑)。
「久しぶりのドライブ楽しみだね」と会話しながらクルマに乗り込みました。このヴェルファイアのグレードはエグゼクティブラウンジということもあって、相変わらず豪華で上質な雰囲気です。

2列目のキャプテンシートでゆったり座るのもいいなぁと思いましたが、今日は私がハンドルを握って、菜々子ちゃんは助手席に座り、ふたりで純粋にドライブを楽しむことにします!
「せっかく気持ちのいい季節になってきたから、きれいなお花や山を見に行こう!」ということで、今回は中央自動車道を通って富士山のふもとを目指すことにしました。
これから向かう山梨県にある富士本栖湖リゾートでは、「富士芝桜まつり」が行われていて、あたり一面に咲くピンクの芝桜がちょうど見頃なのだそうです。
静粛性能と乗り心地の良さは新品状態と変わらず!?

さっそく待ち合わせ場所の公園を出て一般道を走り始めると、改めて「ADVAN dB V553」の快適性に驚かされました。

タイヤは新品状態から摩耗しているはずなのですが、私が運転した感覚では、静粛性と乗り心地はお世辞抜きで良く、1年半前に乗った時の感覚とほとんど変わりがありません。
新車装着タイヤでヴェルファイアとアルファードを比べると、ヴェルファイアは運動性能に振られているぶん乗り心地が少し硬めな印象がありますが、「ADVAN dB V553」を履いたヴェルファイアでは、路面の凹凸に対するアタリが丸められていて、まろやかな乗り心地になっていることが実感できます。

室内が静かなので会話もすごく弾んで、仕事以外にもプライベートの話でとても盛り上がり、幸先の良いスタートです!
重量級ミニバンの足元をしっかり支えてくれるから高速でも安心

今回のヴェルファイアのグレードはエグゼクティブラウンジということもあり、インテリアは豪華で、シートも体を包み込んでくれるような座り心地です。加えてこの静かさと快適さは、ヴェルファイアの性能だけが理由ではなく、「ADVAN dB V553」が足元から支えてくれているからこそ、さらに感じられるのだろうと思いました。

一般道を少し走り、首都高速のインターチェンジから中央道を目指します。高速道路に乗るとクルマの速度はぐんぐんと上がっていきますが、重量級ミニバンであるはずのヴェルファイアは、首都高速環状線のクネクネ道でも思った通りに曲がってくれるから驚きです。
環状線から中央道に乗ると、速度域はさらに上がっていきます。しかし、速度が上がっても運動性能がスポイルされることはいっさいなく、ハンドルに手を添えているだけで真っすぐ走る直進安定性や、レーンチェンジなどでも切り始めからクルマがしっかり反応してくれるので、長距離運転でも心地よくドライブできました。
