横浜ゴム「アドバン デシベル」が約6年半ぶりにモデルチェンジ!「ADVAN dB V553」の進化を最速で試乗チェック!【PR】
2023年12月18日、横浜ゴムの「ADVAN dB」がV552からV553へと約6年半ぶりに進化を果たした旨の発表がありました。主に静粛性や耐摩耗性が向上したとのことですが、果たしてその実力はどれほどなのでしょうか。今回は、その「ADVAN dB V553」にいち早く試乗する機会を得たので、最新のヴェルファイアに履かせて千葉県の外房に出かけてみました。
最新の車でもタイヤの選択次第でさらによい乗り味が実現できる?
最近では、静粛性が高く乗り心地も良いクルマが増えていますよね。それは、セダンなどの高級モデルにとどまらず、流行(はや)りのSUVやミニバン、さらにコンパクトカーや軽自動車まで幅広く浸透しています。
それらのクルマは、自分でチューニングせず、純正状態でも十分快適だと思いますが、しっかりタイヤ選びをすることで、さらにその性能を使い切ったり、ワンランク上の乗り味を体感したりできるはずです。そういう意味では、最新の性能の良いクルマこそタイヤチョイスが重要ではないかと感じています。
そんななか、横浜ゴムの「ADVAN dB V552(アドバン・デシベル・ブイゴーゴーニ)」が約6年半ぶりにモデルチェンジをして、さらなる静粛性の向上だけでなく、摩耗時の性能低下を抑制した「ADVAN dB V553(アドバン・デシベル・ブイゴーゴーサン)」が2024年に発売されます。
「ADVAN dB V553」のコンセプトは「上質な静粛性が持続するプレミアムコンフォートタイヤ」。つまり、前述のようなニーズをちょうど満たしてくれるタイヤになっているようです。
「その性能を実際に体感してみたい!」ということで、仕事やプライベートでも仲良くしている相沢菜々子ちゃんと一緒に、都内から千葉の房総を目指して、ちょっとしたドライブデートに出かけることにしました!
新たに電気自動車にも対応!「ADVAN dB V553」の進化ポイントとは?
あらためて「ADVAN dB V553」の概要を見てみると、再設計をしたトレッドパターンを採用し、先代の「ADVAN dB V552」と比較すると、新品の状態での騒音エネルギーを15%、さらに摩耗時については22%も低減させているそうです。
そのほかにも、コンパウンドやパターンデザインを工夫することによって、低燃費性能/ウエット性能/耐摩耗性能も大きく進化させているそうです。
また、横浜ゴム独自の電気自動車対応商品を示す「E+(イー・プラス)」マークもついています。
電気自動車といえば、エンジンが搭載されていないため車内の音が静かな半面、ロードノイズが目立ちますし、“低電費”であることも必要とされます。そんな電気自動車の特性にも合っているタイヤということで、よりポテンシャルの高いタイヤなのだろうということがうかがえますよね。
今回は、菜々子ちゃんと「ADVAN dB V553」を履いた新型ヴェルファイアでお出かけすることに。しかも、最上級グレードのエグゼクティブラウンジだったので2人ともドアを開けてすぐに「おおー!!」とハイテンション。
菜々子ちゃんには、たっぷりドライブ旅を味わってもらいたいので、後席でゆったりくつろいでもらうことに。体をたっぷり包み込むようなシートには、オットマンやマッサージ機能もついていて、菜々子ちゃんは「私こんなにVIP待遇されて大丈夫ですか!?」とちょっと遠慮気味。
そんなヴェルファイアですが、実は兄弟車のアルファードに対して、よりドライバーが気持ちよく運転できるよう専用のチューニングが施されているので、運転手の私にとっても「ADVAN dB V553」の性能をしっかりと試せるクルマなんです。
走り出してすぐに実感できるロードノイズの少なさと乗り心地の良さ!
私(伊藤梓)は、純正タイヤを装着しているヴェルファイアにも試乗したことがあるのですが、走り出してその差をまず感じたのは、ロードノイズがかなり軽減されていた点です。
そもそもヴェルファイア自体の静粛性がとても高いので、そんなに違いは出ないだろうと思っていたのですが、実際には「もともとは意外とロードノイズがあったんだ!」と気付かされるくらい、「ADVAN dB V553」を履いたヴェルファイアでは静かになった印象でした。
低速のシーンでは、なんと自車よりも対向車などのロードノイズの方が大きく聞こえるほど。もともと静かなクルマでもここまでの効果を実感できるなら、どんなクルマでもその静粛性は体感できそうだと思いました。
車内が静かなので、菜々子ちゃんと仕事からプライベートの話まで、会話が弾む弾む! 外房まで行く道中のきれいな景色を楽しみつつ、さらに菜々子ちゃんとの距離が縮まった感じがしました。
また、ヴェルファイアは兄弟車のアルファードに比べてドライバーズカー寄りになっていることもあって、実は純正状態では少しコツコツした当たりを感じることもありました。しかし、「ADVAN dB V553」を履いていることで、後席の乗り心地がかなり改善されていることに気が付きます。
後席に乗った菜々子ちゃんは「こんなに乗り心地が良いクルマに乗ったことないです!」と感激しきりで、実際に運転していても、路面の凹凸の拾い方がマイルドになっていて、快適度がグンとアップした感覚でした。
少ないハンドル修正でビシッと走る!高速道路の継ぎ目も気にならない
都内を出発してからしばらく一般道を走っていましたが、今日は千葉県の外房までお出かけをする予定です。となれば、高速道路を使わないわけにはいきません。
実は、タイヤというのは一般道のように速度域が低い時は静かでも、速度が高くなると共鳴音のようなものが気になってくる場合があります。ですが、「ADVAN dB V553」ではそんな心配はご無用で、低速域での静かな印象はそのままでした。
当然低い速度の時よりは音量自体は増すのですが、車内に響いてくる音質までチューニングされているのかと思うほど静かで、不快な印象は一切ありません。高速道路では後席に座っている人との会話をする時に少し声を張る必要もあるものですが、「ADVAN dB V553」を履いたヴェルファイアではそんな心配とは無縁。意識しない普通の声量でも後席の人との会話を楽しむことができます。
また、直進安定性の高さにも感心しました。
ヴェルファイアのように大柄で重心が高いクルマだと、横風が強く吹いてきた時やレーンチェンジで車体がふらついてしまうシーンが目立つものですが、「ADVAN dB V553」を履いたヴェルファイアだとそんな印象はほとんどありませんでした。
これは、新設計のパターンデザインで採用された2×2のストレートグルーブとパーマネント・サイレントショルダーと呼ばれる、サイプ化されたショルダー部によって、排水性能を確保しながらもしっかりとブロックの剛性を確保できているからだと思います。
車両総重量が約2600kgにも及ぶ今日のヴェルファイアでも安心して高速道路を走ることができたのは、タイヤの恩恵がかなり大きかったと感じました。
キビキビとしたハンドリングに加えて 転がり抵抗の低さも感じられる走り
高速道路を降りてからまた一般道に入ると、住宅街を抜けた先にクネクネと曲がった道がありました。快適性は上がったけど、ハンドリングはどうなるのかな? とここまでの道のりで思っていたのですが、そんな心配はすぐに吹っ飛んでしまいます。
「ADVAN dB V553」はサイドウォールの剛性感があって、タイヤに大きな荷重がかかるシーンでもしっかりとタイヤが踏ん張っている感覚があり、ドライバーが運転で感じられる気持ちの良さをしっかりと実感できます。後から調べて知ったことですが、重量のあるクルマにも対応させるために、専用の補強ベルトが採用されているそうです。
また、アクセルを踏み込めば、純正状態の時よりも軽快にクルマが加速していくので「ちょっとクルマが軽くなったかな?」と錯覚するほどです。
アクセルを離した際にもタイヤがスムーズに転がっている感覚があって、明らかに転がり抵抗が軽減されている様子。これなら実燃費の低減も期待ができそうです。
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