東京オートサロン2025でトピー実業が「あえてクルマを展示しないブース」を展開! その理由に納得!の戦略とは?【PR】
東京オートサロン2025でのトピー実業ブースはウェブサイトを前面に押し出した斬新な展示方法が目を引きました。同社は、新たに「CHANGE IS Fun!」というメッセージを掲げると共にウェブサイトを刷新。ポップなデザインとインタラクティブな機能が特徴で、来場者の注目を集めていました。
クルマがない! そう、今年のブースは「リアル」と「ウェブ」の融合!!
千葉市にある幕張メッセで2025年1月10日から1月12日まで開催された「東京オートサロン2025」において、西ホール3にあったトピー実業のブースは、例年とは変わっていました。
なんと、ブースに車両展示がなかったのです。
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トピー実業はホイール関連の企業であり、そういった企業が出展する東京オートサロンのブースといえばホイールを単体で展示するほか「人目を引く派手なクルマに“旬”のホイールを装着してブースに置く」というのが定番と言えるでしょう。
でも今年のトピー実業のブースには車両展示がなかったのです。
なぜ車両を展示しなかったのでしょうか? 実は、ホイールを展示するとともに、ウェブサイトを活用した新しい体験を提供することが狙いだったから。
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「あえてデモカーではなくて、弊社のウェブサイトの画面を中央に目立つように配置しました。ウェブサイトとコンテンツをお客さまに見てさわって楽しんでいただけるように考えています。リアルとウェブの融合ですね。弊社の新しいウェブサイトを知っていただきたいというのも狙いの一つです」
同社で商品の企画やデジタル面での推進をする営業本部の河野さんはそう説明してくれました。
なぜウェブサイトをリアルのブースで大々的にアピールするのか?
実は同社は8年ぶりにウェブサイトを全面刷新したばかりなのです。
「CHANGE IS Fun!」という新しいメッセージと共に、今の時代に合ったワクワクドキドキするウェブサイトとしたそうです。トップ画面のキービジュアルはポップなアニメーションで「あえてホイールを忠実に描かず、見る人それぞれに想像を膨らませてほしい」というのも斬新です。
リニューアルされたサイトは堅苦しいものではなく、楽しさや親しみやすさを感じられるサイトとなっています。
ホイールとクルマを3Dで自由にカスタマイズ! サイトリニューアルで誕生したコンテンツがすごい!!
そして、そんな新しいウェブサイトにはホイールの購入に悩んでいる人を後押しする、注目すべき機能が搭載されています。それが「3Dシミュレーター」です。
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クルマへの同社ホイールの装着イメージを膨らませるシミュレーターは、まずトヨタ40型アルファードや、カスタム人気の高いジムニーなどの車両(現在10車種ほどで今後追加されていく予定)を選ぶと、背景とその車両が描かれ、ホイールを装着した雰囲気をつかめるというものです。
とはいえ、そのようなシミュレーターはすでに他社でも存在しています。
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トピー実業の3Dシミュレーターが異なる点は、グラフィックにおいて任意に変更できる部分が多いことです。
シーン(背景)が「製鉄所」「公園駐車場」「キャンプ場」そして遊び心のある「神殿」と4つから選べるほか、ホイールの種類やサイズ(径)に加えてクルマのボディカラー、車高、さらにはタイヤ(ハンドル)を切る角度まで調整できるのです。
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単なるマッチングの参考というよりは、いろいろ操作してそれ自体を楽しめるわけです。
「弊社のホイールを知っていただくのはもちろんですが、クルマを見るだけでも楽しめるように工夫しました。いろいろイジって遊んでもらい、弊社のホイールを最終的にご購入いただければうれしいですが、そうではなくとも、シミュレーションに収録されているクルマを持っている人や、これからそのクルマを買おうと思う人にも楽しんでもらうことで、クルマをカスタムすることの楽しさが一人でも多くの人に広がるようにと考えました」(河野さん)
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そんなシミュレーターの存在を知ってもらおうというのが、今年の東京オートサロンにおける同社のブースの狙いであり、そのためにモニターを中央に目立つように配置して公式ウェブサイトを映したというわけなのです。
もちろん、ブースではウェブサイトを映すだけでなく、実際にiPadを使ってシミュレーターが操作できるようになっていました。筆者も扱ってみましたが、直感的に操作でき、ストレスなく扱え、何より楽しいのが印象的でした。
河野さんは続けて「実際のホイールの色をしっかり再現することにこだわりました。また、光沢のある仕上げのホイールは、スポークに風景が映っていてタイヤ(ハンドル)の角度を変えれば、しっかりと映り込みも変わります。そこまで凝っているんですよ」と話します。