「デリカ」の名はダテじゃない! 走りの本質も受け継いだ三菱 デリカミニと本家デリカD:5で、雪ありの500kmロング試乗!【PR】

限られたラインナップの中でも、三菱には他のメーカーにはない独創的なクルマがいくつもあります。その中から今回は、「デリカ」の名の付く2台に注目してみました。

長年培ってきたデリカのDNAを軽自動車として受け継いだデリカミニ

 半世紀を優に超える長い歴史を持つデリカは、早くからライバルとはひと味違った個性を発揮してきました。そんなデリカの名を冠してシリーズに新たに加わったのが「デリカミニ」です。長年培ってきたデリカのDNAを受け継ぎながら、それを軽自動車の枠内に詰め込んだクルマです。

三菱 デリカミニと本家デリカD:5で、雪あり500km超ロングドライブ

 デリカミニは、まず見た目からしてとても印象的です。小さいながらも存在感は大きくて、このところSUVの要素を取り入れた軽ハイトワゴンが増えてきた中でも、ひときわ異彩を放っています。昨年末には「2023-2024 デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」に選出されたほどです。

三菱 デリカミニ(グレード:T premium 4WD) ボディカラー:ナチュラルアイボリー/ブラックマイカ

 デリカミニは装備も充実しています。最新の先進運転支援システムのほか、デジタルルームミラーも備え、快適装備についても前席シートヒーターだけでなく、軽自動車としては珍しくステアリングヒーターも装備されています(T Premium、G Premiumに標準装備)。冬場のドライブには本当にありがたいです。

 後席にはロールサンシェード、リアサーキュレーター(プラズマクラスター付)もT Premium、G Premiumに標準装備。子どもを乗せてドライブにでかけるときに、こうした装備があるととても重宝します。

デリカミニではデジタルルームミラーや、快適装備についても前席シートヒーターだけでなく、軽自動車としては珍しいステアリングヒーターも装備(T Premium、G Premiumに標準装備)
三菱の最新運転支援システム「MI-PILOT(マイパイロット)」はステアリングの青いマークのスイッチで操作する
後席に風を送って空気を循環させるリアサーキュレーターに「プラズマクラスター」機能が搭載されている

「デリカD:5」でファンにはおなじみの特別仕様車「CHAMONIX」が2017年以来、6年ぶりに登場

 かたや「デリカD:5」は、2023年11月に一部改良とともに設定された特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を借り出しました。シャモニーというのは、冬の定番としてファンにはおなじみの特別仕様車です。

三菱 デリカD:5 シャモニー(コンプリートパッケージ装着車)

 フロントグリルやアルミホイールなど各部をブラックでコーディネートするとともに、テールゲートやフロントフェンダーには雪山に生える針葉樹をイメージした専用色のグリーンを採用した「CHAMONIX」ロゴと専用デカールを配しており、かつてないワイルド路線のルックスが迫力満点です。

 さらに撮影車両には「CHAMONIX」専用色のグリーンを採用したドアミラーカバーやエンジンフードエンブレムなどに加え、カモフラージュ柄のボディサイドデカールなどを組み合わせた、ディーラーオプションの「CHAMONIXコンプリートパッケージ」が装着されていました。

フロントフェンダー/リアのデカールに加えて「CHAMONIXコンプリートパッケージ」を装着すると、グリーンの専用ドアミラーカバー、フェンダーデカール、サイドデカール、アルミホイールデカールなどが追加装着される。個性をさらに際立たせたいならぜひ装着したいアイテム

 また、「CHAMONIX」専用色となるホワイトダイヤモンドブラックマイカと組み合わせた2トーンのボディカラーもよく似合っています。

 インテリアも、スエード調素材と合成皮革のコンビシートのほか、ホワイトの天井照明や木目調バール杢(もく)のインパネを採用するなど手が加えられていて、既存のデリカD:5とはひとあじ違った雰囲気を演出しています。

「CHAMONIX」の内装では、オーナメントパネルとアクセントパネルに木目調バール杢のインパネを採用するなど手が加えられ、インテリアの質感が向上している

 そんな2台のデリカで雪山へと向かいました。都心から信州の志賀高原まで、往復500km超のドライブです。

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