世界10位(※)のタイヤブランド「CST/MAXXIS」の工場がスゴい! 最新技術を結集したアジアンタイヤ工場の実態とは【PR】

昨今勢いづく輸入タイヤ市場のなかでも、その品質の高さで一目置かれているメーカーが「CST」「Maxxis」ブランドを擁する正新(チェンシン)ゴム工業です。同社の最新工場における品質管理は、文字通りただ事ではないレベルにあります。

台湾発の乗用車用タイヤブランド「CST」「Maxxis」とは?

 日本には世界的にメジャーなタイヤメーカーがいくつもありますが、そのお膝元の日本国内市場でも最近、圧倒的な価格の安さを武器に、中国や韓国、台湾メーカーなどの輸入タイヤがますます存在感を増してきています。

「CST」&「MAXXIS」は、オートバックスで扱う中でもっともリーズナブルな価格帯のタイヤだ

 かつては品質への不安や情報の少なさや入手先が限られたことから、価格の安い輸入タイヤに興味をひかれても二の足を踏む人は少なくありませんでした。ところが、時間の経過とともに技術が進歩して品質が高まり、実際に使った人の評判が聞こえてくるようになると、買い求める人が右肩上がりで増えてきています。それでいて圧倒的な価格の安さという魅力は変わりません。

 そうした輸入タイヤメーカーのひとつである正新ゴム工業は、昨今グループで世界10位(※)の売上高を誇っている台湾のメーカーです。

※2021年売上ベース

CSTブランドのタイヤは軽自動車からSUVまで幅広い乗用車にマッチするタイヤを発売している

 同社はもともと、自転車、二輪車用タイヤで世界的に知られたメーカーで、乗用車用タイヤについては夏用、冬用、オールシーズン、オフロード用をラインアップしており、市販車へのOEM供給にも力を入れてきました。ほか、バギー用、トラック/バス用、工業用、農業用など幅広いカテゴリのタイヤの製造を手がけています。

 社名の英字表記の頭文字をとった「CST(シーエスティー)」ブランドは、1989年に中国の福建省厦門(アモイ)市で誕生しました。タイヤの設計及び開発拠点は正新ゴム工業の台湾本社にあり、同社のフラッグシップブランドである「Maxxis(マキシス)」と同等の設計を用いて製造されています。

Maxxisブランドのタイヤは正新ゴム工業のフラッグシップを担うブランド

 一方の「Maxxis」ブランドは、より欧米でも伝わりやすい語感を意識したネーミングが与えられ、1992年にスタートしました。Maxxisという言葉には、ブランドをMaximum(=最大)に強く大きくしたいという思いが込められていて、モータスポーツにも積極的に挑戦しています。CSTに対してタイヤとしての仕様は基本的に共通ながら、ちょっとプレミアムな位置づけとなっています。

 CSTは、近年では4×4セグメントにも注力し、ニッチな商品セグメントの中で高品質な商品をエントリー価格で提供できるブランドとしての地位確立を目指しています。特に、アウトドアなどに興味を持つユーザーをターゲットに「違いがわかる」商品としての商品訴求を行なっていることも特徴です。

CSTのタイヤはどのように製造されているのか?

正新ゴム工業の厦門(アモイ)工場

 正新ゴム工業は現在、「CST」ブランドを生産する工場として、福建省南部の厦門市に4工場、南東部の漳州(ショウシュウ)市に1工場を保有しています。

 中でも注目は、厦門市で2011年に設立された東京ドーム約11個分、52万平米の敷地を持つ最新の乗用車用タイヤ製造工場です。同工場では、1日あたり約2万3000本の乗用車用タイヤを製造しており、そしてそこには欧州の最大手名門タイヤメーカーから委託され製造している分も含まれています。

 この「委託製造」という点は大いに注目すべきものです。というのも、こうした生産体制を組む際、発注元は安心して自社の名のつくタイヤの製造を任せられるかどうか、徹底的に確認するからです。数多くの項目をチェックし、すべてをクリアしないと製造委託の契約などできません。つまり、それ相応の品質にあることを意味しているというわけです。

 設備面での特徴としては、全自動成型機の導入が挙げられます。一般的な製造方法で人間が作業すると、どうしても誤差は生じるものです。全自動成型機であればそうした誤差がありません。省人化できることはもちろん、製造したタイヤのバラツキをなくすことができるのも全自動成型機を使う大きなメリットなのです。

>>正新ゴム工業はタイヤ試験場もスゴイ!タイヤ専用試験場「MPG」の紹介記事はコチラ

そのクオリティ管理たるやただ事ではない…!?

CSTのタイヤは合計3回、別々の人による徹底した品質チェックがおこなわれている

 厦門市の新工場については、品質管理への意識が極めて高いことも特筆できます。従業員が約1000人いる中で、約250人も技術者と品質管理者がいるというのは、他社と比べてもかなり高い比率になります。

 さらには検査工程にも重きを置いていて、一般的には出荷までに目視検査を1回行なうところ、同工場では加硫後に2回(別々の人が1回ずつおこなう)の目視検査をしてからユニフォーミティの検査機を通し、出荷直前にはさらに別の人が最終目視検査を実施するという、3回に渡る徹底した品質チェックをしています。

 大勢の技術者が設計通りにちゃんとタイヤが作られているかをサンプルピックして検査し、不具合が出たらケーススタディをして次に活かすということも日々実践しており、これも品質向上につながっています。

X線検査により、タイヤ1本1本を入念に検査。品質管理の厳しさは世界トップクラスだ。
X線検査では、専門の検査員が製造したタイヤに異常が無いか確認する。

 試験用ドラムについても、生産規模から比べてはるかに多い24台(48ポジション)も保有しているというから驚きです。こうして公的基準(ECE/FMVSS)をはるかに超える基準でのテストを実施して品質を担保しているのです。

 正新ゴム工業がそこまで品質管理に力を入れるのは、タイヤは命を預かるものという大前提に則っているからです。消費者目線に立って安全性を何よりも重視するようにしています。

 世界中に存在する数多のタイヤメーカーの中でも、品質管理への意識の高さは世界トップレベルであることには違いありません。しかも、そこまでやっていながらも低価格を実現しているのはたいしたものです。

CSTの新製品「メダリオン オールシーズンACP1」に注目!

この度日本にも上陸した新作オールシーズンタイヤ「メダリオン オールシーズンACP1」

 こうした環境で生産され、このほどCSTより発売されたばかりの注目すべき新商品が、「メダリオン オールシーズンACP1」です。

 オールシーズンタイヤといっても、雪上性能重視のものからドライ性能重視のものまで性格には幅があるなか、欧州を主要ターゲットに開発されたACP1は後者に当たり、トレッド上の3Dサイプにより、ハンドリングを維持しながら剛性を向上させています。

 ウェット性能にも非常に力を入れていて、高濃度フルシリカコンパウンドを採用している上に、V字型の横溝や縦方向の2本ある波状の溝も見るからに水はけや排雪性が高そうで、濡れた路面や雪の上でも高いグリップを発揮してくれます。また、オールシーズンタイヤとしては珍しく中央で交差したピッチデザインを採用しており、パターンノイズの低減も確認できています。

 ドイツで実施した競合品との比較テストでも、とくにウェットブレーキとウェットグリップ性能が高く、濡れた路面において優れた安全性と操作性に優れることが確認できたそうです。

「メダリオン オールシーズンACP1」は全国のオートバックスで既に発売中!

 そのACP1は、日本国内ではオートバックスからすでに販売が開始されています。

 サイズのラインアップは、本来は13インチから18インチまであるのですが、日本では軽自動車や小型車に向けた13インチから15インチの6サイズからスタートし、順次拡大する予定とのこと。

 品質的には日系メーカーと大差ないレベルながら、気になる価格も非常にリーズナブルなタイヤになっています。一年中履き替え不要で、タイヤの保管場所もいらないオールシーズンタイヤを、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

 CST・マキシスタイヤの詳細はこちら! 

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