専用エアロが空力を最適化 ホンダ 「フリード」の「Modulo X」という選択肢【PR】
ホンダのコンパクトミニバン「フリード」には、コンプリートカーとして「Modulo X」がラインアップされています。その魅力は、専用装備が豊富で、特別感があること。「フリード Modulo X」に乗って、その実力と魅力を味わってきました。
車内が広いのにコンパクトボディ その答えはホンダ「フリード」
「ミニバンが欲しい。だけど運転しやすいように車体は小さいほうがいい」――
そのような相反する要望を叶えてくれるクルマがあります。
それが、ホンダ「フリード」です
全長が4.3mにも満たない「フリード」は、同社の「ステップワゴン」(全長4.8m)に比べて50cm以上もコンパクトで、全幅も1.7m以下の5ナンバーサイズなので、狭い路地や駐車場内など、日常での扱いやすさが魅力です。
それでいてシートは3列で6人乗りと7人乗りが選べますから、「運転のしやすさ」と「多人数乗車の利便性」のふたつを兼ね備えたパッケージングというわけです。
今回はそのフリードに用意されている“ちょっと特別な仕様”、「Modulo X(モデューロ エックス)」をご紹介していきたいと思います。
ホンダアクセスが開発したコンプリートカー「フリード Modulo X」でドライブへ
あらためて「Modulo X」の魅力を確かめようと、日帰りドライブに出かけることにしました。
まずは、茨城県神栖市にある風力発電所「ウィンド・パワーかみす」を目的地に、都内を出発します。
「Modulo X」は、ホンダ車を知りつくした熟練のエンジニアが「ベースとなる車両に、さらなるこだわりと、時間と、情熱をかけて磨き上げた」(公式サイトより)という特別なモデルです。「フリード Modulo X」は、外装に専用デザインのフロントグリルとエアロバンパー、リアロアースカート、そして専用アルミホイールを組み合わせスポーティに仕立てつつ、専用チューニングのサスペンションを組み合わせて走りのポテンシャルを高めたものとなっており、単なるドレスアップだけではないことに注目です。
一方でインテリアは、触り心地のいい合成レザーにスエード調素材を組み合わせたシート表皮に、触感のいいレザーとディンプルレザー(穴あき処理を施した革)などを配し、身体が触れる部分をグレードアップしました。足元には「Modulo X」のエンブレムが付いた専用のフロアカーペットマットも標準装備しています。
つまり、通常のフリードから変更されているのは外装と内装、そして走りとなり、全方位でレベルアップが図られたモデルといっていいでしょう。
走りの面におけるコンパクトであることのメリットとデメリットは…?
コンパクトボディの恩恵はすぐに実感できます。
駐車場や狭い道はもちろんですが、街中にあるちょっとした交差点の左折時などにも内輪差を気にせず曲がれるからとにかく運転が楽です。コンパクトカーは運転に苦手意識のある人が選ぶことも多いと思いますが、このコンパクトボディからはそのメリットをしっかり感じます。
一方で、高速道路に入って驚いたのはその安定感です。
たとえば「かみす洋上風力発電所」に向かう東関東自動車道は、東京を超えて千葉市の先から制限速度が110km/hにアップしますが、そこでの安定感の高さといったら「えっ!?」と衝撃を感じるくらいの感覚です。
一般的に速度が上がるほどクルマは安定感が薄まり、コンパクトカーは車体の大きなクルマに比べてフラつきがちです。そのうえ重心が高く横風の影響を受けやすいミニバンは、高速走行が心もとないという印象を持たれがちでしょう。ところが「フリード Modulo X」は110km/h区間でもグッと安定します。
直進安定性が高いから車両がフラつかないし、ハンドルを通してドライバーに伝わってくる接地感も高く、落ち着いた感じがなんとも好印象です。
舗装が荒れた場所を通過しても揺れの収まりがよく、車体が揺さぶられないから乗り心地がいいし安心感がひと味もふた味も違います。荒れた路面でも挙動が安定していることで、得られる安心感が見事です。
それから、高速道路のジャンクションなど大きく曲がった道の安定感も驚かずにはいられないところです。大きすぎるロール(車体の傾き)もなく、ハンドル操作に応じて曲がっていく感じはミニバンとは思えない素直さで、運転が楽しくなってきます。「Modulo X」の走りの良さは理解していたつもりですが、「フリード Modulo X」を運転してみてあらためて見直しました。実用的なミニバンなのに走りの楽しさもしっかりと感じられるのがいいですね。