最近の輸入タイヤってどうなの? オートウェイで売れ筋の輸入タイヤ3本を実際に履き比べてわかったこと【PR】
安価な輸入タイヤにはどの程度の性能があるのか気になる方も多いのではないでしょうか。タイヤは安全に直結するパーツがゆえに安価なものには手を出しづらいという意見もあることでしょう。今回は、そんな輸入タイヤを取り扱う「オートウェイ」で販売されているタイヤ3種類を実際に試してみました。
価格が安い輸入タイヤにはどれほどの性能があるのか?
昨今、圧倒的な価格の安さを武器に輸入タイヤ&ホイールが販売を伸ばしています。一方で、日本に住む我々にとってあまりなじみのないブランドで、しかもあまりに価格が安いとなると、タイヤは命を預けるものであるだけに、なおのこと大丈夫なのかと不安を感じる声も耳にします。
そこで、輸入タイヤホイール販売大手のオートウェイが扱っている、「HIFLY(ハイフライ)」の「HF805(エイチエフ ハチマルゴ)」「ZEETEX(ジーテックス)」の「HP2000 vfm(エイチピーニセン ブイエフエム)」「MINERVA(ミネルバ)」の「F205(エフニーマルゴ)」という売れ筋の3モデルを、実際に履いて試してみることにしました。
最近の輸入タイヤの実力がどれくらいのものなのか、筆者(岡本幸一郎)も非常に興味があるところです。
アメリカ発のメーカー「HIFLY(ハイフライ)」の「HF805」
HIFLYは、北米や欧州をはじめ世界各国で販売されている、高い品質とコストパフォーマンスを両立した人気ブランドです。
そのHF805(エイチエフ ハチマルゴ)は、シリカ(添加剤のひとつ。転がり抵抗値や雨天の制動力などに効果がある)の配合により高速走行時でも安定した直進性能とコーナリング性能を発揮するとともに、高い静粛性で快適な乗り心地を提供するといいます。
組み合わされるホイールは、力強い5スポークが印象的な「KIRCHEIS S5(キルヒアイス エスファイブ)」のマットブラックです。
ドバイ発のメーカー「ZEETEX(ジーテックス)」の「HP2000 vfm」
ZEETEXはドバイ発のブランドで、乗用車からトラック&バス用まで幅広いラインアップをそろえ、世界85か国以上で販売されています。
そのHP2000 vfm(エイチピーニセン ブイエフエム)は、静粛性と快適性に重点を置いたトレッドパターン設計により、快適にロングドライブを楽しむことができると謳われています。
組み合わされるホイールは、安定感のある10本スポークで幅広い車種にマッチする「LUXALES PW-X2(ラグザレス ピーダブリュー・テンツー)」です。
ベルギー発のメーカー「MINERVA(ミネルバ)」の「F205」
MINERVAはベルギー発の、ヨーロッパで100年超の歴史を持つ伝統あるブランドで、現在は世界52か国以上で販売されています。
そのF205(エフニーマルゴ)は、独自のトレッドとショルダーのデザイン設計により排水性を高めウェット性能の向上を図るとともに、優れた静粛性を実現しているとのことです。
組み合わされるホイールは、枝分かれした独創的なメインスポークとサブスポークが立体感のあるデザインを見せる「Verthandi YH-S25V(ヴェルサンディ ワイエイチ・エスニジュウゴブイ)」です。
トヨタ「クラウン」1台でタイヤを交換しながら試乗をおこなった
テスト車両はトヨタ「クラウン ハイブリッドRS」で、一般道、高速道路、ワインディングをそれぞれ履き替えながら走ってみました。タイヤはまっさらの新品ではなく、いずれもスタッフが200kmほど走って皮むきをしてあります。
なおクラウンRSの純正タイヤサイズである225/45R18はロードインデックス(荷重指数。規定条件下でタイヤが支えることができる最大負荷能力を示す数値)が91で240kpaの空気圧だと荷重能力は615kgとなりますが、今回の輸入タイヤ3モデルはすべてロードインデックス95のXL(エクストラロード)規格であり、615kgの荷重能力を確保するには250kpaの空気圧が必要なので、サイズと空気圧が全て同じになるように調整しています。
ちなみに、XL規格は同じサイズでも荷重能力に余裕を持たせることができ、インチアップの際に荷重能力不足を補えるメリットがあることも念のためお伝えしておきます。