ルノー「ルーテシア」で行く小旅行 近くのドライブも華やかで彩りのある時間に変える秘密とは?【PR】
2020年に5代目に進化したルノー「ルーテシア」は、全長4075mmというコンパクトなボディとフランス車らしいデザインで、日本でも人気モデルとなっています。今回は2021年8月に登場した特別仕様車「ルーテシア インテンスプラス」に乗り、小江戸とも小京都ともいわれる栃木市までドライブに行きました。
日本の風景や道にもマッチするルノーのコンパクトカー「ルーテシア」
すっかり春と呼べるようなあたたかい季節になってきて、街の空気にも花や新緑の甘い香りが漂うようになってきました。
外へ出かける足取りも軽くなって、もう少し足を伸ばしてショートトリップをしようと考えました。
旅の相棒は、ルノー「ルーテシア インテンスプラス」。私は、以前からフランス車が大好きで、とくにこのルーテシアは、本気で購入を検討したクルマです。
フランス車は、日本車のような真面目な雰囲気とは違って、運転していると自然に明るい気持ちになれるモデルが多く、気軽にドライブできるところがいいなと思っています。
そのなかでもルノーは、おしゃれなデザインはもちろん、その見た目にもぴったり合う、弾むような乗り味が個人的に気に入っているポイントです。
ルーテシアは、フランス本国や欧州では「CLIO(クリオ)」と呼ばれていて、コンパクトカーとして販売台数の上位を誇るベストセラーのモデルです。今回乗るクルマは、「ルーテシア インテンスプラス」という特別仕様車で、インテンスをベースにさらに便利で素敵な装備がプラスされています。
たとえば、上質なレザーシートや前席シートヒーター、そして高速道路での移動をより快適にする運転支援機能の「アダプティブクルーズコントロール」なども、最初から装備されています。
試乗車は「オランジュ バレンシア」という鮮やかなオレンジ色のボディカラーを身に纏っていました。
ポップでアクティブですが、じつはエレガントでシックにも映る不思議な魅力があります。最初は「オレンジだと派手すぎるんじゃないか」と思っていましたが、実車のルーテシアを見たらそんな気持ちが吹き飛んでしまいました。まるで、新しい春服を下ろした時のように、まわりにどう見られるか緊張するけれど、それよりも春らしいおしゃれな服を着て出かけるワクワクのほうが勝ってしまう気持ちに似ています。
はやる気持ちを抑えつつ、スタートボタンを押すと、軽やかにエンジンがかかりました。
今回は、都内からそこまで離れておらず、ちょっとした旅感も味わえそうな栃木県へと向かうことにしました。距離がそこまで遠くないこともあって、逆に私もゆっくりと訪れたことはありません。少しだけ足を伸ばした旅なのですが、新しい場所へと冒険するような気持ちでワクワクしながら走っていきました。
ルノーというと、ハンドリングが楽しいクルマというイメージがありますが、高速道路を走っていると、その落ち着きのある直進性の高さにも驚きました。
高速道路では、路面の凹凸や風などによって、クルマがふらつくことがあります。そうなると、微妙にハンドルを操作してクルマの動きを修正しなければいけなくなって、だんだん疲れてくるのですが、ルーテシアはその点、高速道路を走っている時にも安定しているので、運転が苦になりませんでした。
そして、1.3リッター直列4気筒ターボエンジンが驚くほどパワフル!
とくに低速からのダッシュ力がとても力強いので、高速道路での合流は流れに楽々乗れてしまいます。
またインテンスプラスにも最初からアダプティブクルーズコントロールがついているので、高速道路で渋滞にあった時などにオンにすると、前車を追走してくれるので楽ちん。おかげで、ほとんど疲れることなく、あっという間に栃木へ到着しました。
栃木市に入って、ゆるゆると街中をドライブしていると、道端に味のある建物がポツポツあることに気づきました。それもそのはず、栃木市は『蔵の街』と呼ばれていて、江戸時代から商都として栄えた風景がいまだに残っています。
昔ながらの街並みが残っていることもあってか、狭い小道が多く、路地に入っていくと「ここは通れるのかな?」とちょっと不安になる場所も。しかし、ルーテシアは、抜群に小回りが効くので、そんな道でもスイスイ運転することができました。これなら運転が苦手な人でも、スムーズに街中を運転できそうです。
そんな日本的な大人の雰囲気の街並みにも、ルーテシアは驚くほど溶け込みます。フランス流の“粋”と日本の“粋”。言語もカルチャーも違う国同士ですが、なにかお互い共感できる感性があるからこそ、ルーテシアに魅力を覚えるのかもしれません。
ルーテシアを駐めて少し散歩をしてみると、綺麗な川沿いの道が現れました。ポカポカした陽気の中で、丹波川には鴨や鯉が気持ちよさそうに泳いでいます。
塚田歴史伝説館のまわりには、真っ黒な“黒塀”があり、それこそ江戸時代の街を散策している気分になりました。
昔からこのあたりの観光案内をしているという年配のご夫婦いわく、5月頃にはこの丹波川全体に鯉のぼりがかかったり、冬には竹筒の中にあかりを灯してライトアップされるとのこと。この小江戸の風景を各季節で楽しめると聞いて、別の季節に来てみるのもいいなぁと思いました。
またルーテシアに乗って街をトコトコ散策していると、分厚い白い壁に囲まれた立派な建物が。ここは、昭和初期には足利銀行だった建物が、今はレストラン『蔵の街ダイニング蒼』として生まれ変わったそうです。
ちょうどお昼時になったので、ここでランチをいただくことにしました。ここでは、地産地消が考えられたメニューが並んでいます。私は、季節のパスタを注文したのですが、野菜の旨味がぎゅっと凝縮されていてとても美味しくて、すぐペロリと平らげてしまいました。さらにおすすめのデザートのチョコケーキまで注文。濃厚なチョコと大人でも食べやすい甘すぎない味付けに大満足。歴史のある建物で美味しいものをいただきながら、ゆっくり過ごす時間は格別でした。