災害は季節を問わず突然やってくる 「特務機関NERV」災害対策車両の新型に採用されたタイヤとは【PR】
「エヴァンゲリオン」シリーズに登場する組織、特務機関NERV(ネルフ)。そのNERVの名前を冠したスマートフォン用のアプリがあります。さまざまな防災情報を国内最速レベルで配信する「特務機関NERV防災」アプリです。その運営会社ゲヒルンと三菱自動車が共同で開発した「特務機関NERV制式 災害対策車両 5LA-GL3W」が完成しました。さまざまな災害の際に活躍する災害対策車ですが、そのクルマに採用されたタイヤに注目してみました。
新世紀エヴァンゲリオンの世界観をリアルワールドに
映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」が好評です。すでに歴代の「エヴァンゲリオン」映画のなかで最高記録を更新しています。
「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する組織として、「特務機関NERV(ネルフ)」があります。劇中ではNERVは国連に所属する機関で、碇ゲンドウがNERVの最高司令官、主人公の碇シンジや葛城ミサトもここに所属しています。
そんな特務機関NERVを名乗るTwitterアカウントがあるのを知っていますか?
使徒の襲来に「警報」を発令する劇中のNERVのように、さまざまな災害情報や気象警報、防災情報から停電などの情報までを速報としてツイートしています。
スタートしたのはいまから10年以上前の2010年2月。ITセキュリティ会社ゲヒルンを経営する石森大貴さんが本業の傍ら個人で運営を始めました。
2011年3月に発生した東日本大震災をきっかけに認知が広がり、非公式アカウントながら、エヴァンゲリオン版権元に公認され活動を続けているそうです。2021年6月末現在、127万2000人のフォロワーがいるアカウントになっています。
防災情報を国内最速レベルで配信する、iPhone/Android用アプリ「特務機関NERV防災」もリリースされています。
石森さんは「一秒でも早く防災情報を届けたい」と語ります。
「東日本大震災のとき、石巻の実家が津波で全壊しました。じつは家族も逃げ遅れて、家にいるまま津波が来てしまいました。助かりましたが、判断が間違ったらどうなっていたのかわかりません。そのとき大津波警報が出たということがいち早く伝わっていれば、と思いました。あのときは地震と同時に停電になってしまいましたので、TVで情報を取ることはできませんでした。そうなると必然的にスマホからの情報になるのですが、いち早く災害情報を伝えたいと思い、防災情報配信システムの開発を続けてきました」
そんなゲヒルンが、災害による停電や通信網の途絶に備え、防災情報配信サービスの継続と近隣自治体への支援を目的として、三菱自動車と共同開発した最新の災害対策車が、「エクリプス クロスPHEV」をベースとした「特務機関NERV制式 災害対策車両 5LA-GL3W」です。
初号機は2019年12月に登場。現在では初号機の流れを引き継ぐ「アウトランダーPHEVベース」の2号機、そして今回登場したエクリプス クロスPHEVベースの3号機の2台が稼働し被災地へ出動、災害対策本部や避難所の支援活動をおこないます。
エクリプス クロスPHEVは、照明機器などへの電力供給や携帯電話/パソコンなどへの充電も可能です。さらに内閣府準天頂衛星システム戦略室から貸与された衛星安否確認サービス「Q-ANPI」の衛星通信端末を装備し、災害時の避難所情報を、日本版GPSともいえる衛星システム「みちびき」経由で管制局に集約し、安否確認や避難所運営を支援します。
災害時に活躍するエクリプス クロスPHEVベースの特務機関NERV災害対策車両3号機。ただし被災地に出動するのは、晴れた日だとは限りません。災害は、ある日突然起こります。昼夜問わず、雨の日や雪の日など季節を選ばず、1年を通して起きる可能性があるのです。
そんな特務機関NERV災害対策車両3号機に装着されたタイヤが、TOYO TIRESのオールシーズンタイヤ「CELSIUS(セルシアス)」です。