そもそも、オールシーズンタイヤとはどんなタイヤなのでしょうか。

　オールシーズンタイヤは、その名前のとおり春／夏／秋の晴れの日や雨の日、そして冬の雪の日まで、季節を選ばず走行できるという全天候型タイヤです。

　冬用タイヤの代表的なものとしてはスタッドレスタイヤがありますが、このオールシーズンタイヤも冬用タイヤになります。たとえば高速道路で「冬用タイヤ規制」となったとしても、オールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤ装着車と同様、通行することが可能（※）です。

（※）国連欧州経済委員会に規定されたシビアスノー要件を満たしたタイヤを示す「スノーフレークマーク」が刻印されたオールシーズンタイヤは通行可能

　TOYO TIRES「セルシアス」は、2019年8月に日本での発売を開始したオールシーズンタイヤです。じつは欧州や北米など海外マーケットではすでに2015年より投入しているタイヤで、都市部を中心に着実な支持を集めていました。

　当初はSUV用サイズのみでしたが、好評により翌2020年にサイズを拡充。現在は14インチから18インチまで、全19サイズで展開しています。これにより、SUVはもちろん軽自動車からコンパクトカー、ミニバンやセダンと、ジャンルを選ばず装着できます。

　災害時に活躍するエクリプス クロスPHEVベースの特務機関NERV災害対策車両3号機とはいっても、被災地が突然の雪に見舞われてしまったら、いくら悪路に強いSUVでも安全に走行することができません。

　ですがオールシーズンタイヤであるTOYO TIRES「セルシアス」を装着していれば、そんな天候の急変にも対応。焦ることなく被災地まで走行することが可能です。NERV災害対策車両にはもってこいのタイヤだといえるのではないでしょうか。

　これは、一般のドライバーにも当てはまることです。出かけた先での突然の雪。安心安全のドライブを考えると、夏タイヤのまま雪道を走ることは大きなリスクをともないます。

　TOYO TIRES「セルシアス」を装着したクルマで試すと、実際、晴れた日に乾いた道を走っている際には、タイヤが発生するノイズも乗り心地もグリップ感も、ほとんど夏タイヤとの違いがわからないくらいの感覚なのに、冬の雪道では、スタッドレスタイヤと遜色のない走りを見せるのが特徴です。雨の日も気にせずに普通に走ることができます。

　ただし、凍った道、アイスバーンと呼ばれるような場所は苦手としていますので、そのような場所を走ることが多い場合、とくに降雪地域に住んでいる場合はスタッドレスタイヤを装着することをおすすめします。

　TOYO TIRES「セルシアス」を履いていれば、突然雪が降ってきたとしても、不安を覚えることはありません。オールシーズンタイヤというひとつの選択肢、一度考えてみてはいかがでしょうか。

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